商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/09/14 |
JAN | 9784065123409 |
- 書籍
- 文庫
君の隣に
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商品レビュー
3.4
14件のお客様レビュー
視点が切り替わってゆく度にその人の人生を噛み締めながら読みました。心の深淵を覗いていくような感じでした。結末は賛否両論かもしれませんが、私はとても好きです。世の中の淡々とした移り変わりの中に救いのようなものがあると感じられました。 やはり環境が人格の形成に影響を与えることが多いの...
視点が切り替わってゆく度にその人の人生を噛み締めながら読みました。心の深淵を覗いていくような感じでした。結末は賛否両論かもしれませんが、私はとても好きです。世の中の淡々とした移り変わりの中に救いのようなものがあると感じられました。 やはり環境が人格の形成に影響を与えることが多いのかなと感じます。寂しさはどうしたら無くなるのでしょうか、、
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主要人物以外の視点で6篇で紡がれる。 徐々に浮き彫りになってくる様相それぞれに共感できるものはなく、最後のエピソードでは少し無理矢理な感じすらした。 この小説を通じて何か得られたものがあったかと言われると困るような読後感であった。 結局早瀬は何がしたかったのか。渚さん信者な人たちが消えた渚さんを殺されたんじゃないかと犯人を探していたものの、結局渚さんは自分の病気を隠すために姿を消しただけだったというオチ。その犯人探しの過程で本当の殺人者も殺すわけだけど、渚さん自体が自ら姿を消したことが明かされる最後のエピソードを読みながら思ったのは、じゃああれは何だったんだ、何を読まされてたんだというくらいなもので、数週間もしたら本小説の内容は忘れそう。
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ミステリー感はそんなに感じなかったけれど、終始漂う暗い感じは、その物語の中に入り込んでいるようで、心地良さを覚えた。 デリヘル嬢と表せば良いのかな? が行方不明になり、その人に関わる人達の物語。 どこか寂しさのようなものがあって、何だろうな、居心地の良さのようなものさえ感じな...
ミステリー感はそんなに感じなかったけれど、終始漂う暗い感じは、その物語の中に入り込んでいるようで、心地良さを覚えた。 デリヘル嬢と表せば良いのかな? が行方不明になり、その人に関わる人達の物語。 どこか寂しさのようなものがあって、何だろうな、居心地の良さのようなものさえ感じながら読めた。 風俗的な仕事に対しては、嫌悪感や蔑みみたいなものは無いけれど、世間的にはどうしても変なイメージがまとわりつく。 その仕事を選んだのには、何か複雑な事情のようなものがあるのでは?と推察したり、何だか違うものを感じてしまう。 何だろうね。
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