賭博の記号論 賭ける・読む・考える
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賭博の記号論 賭ける・読む・考える

日本記号学会(編者)

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賭博の記号論 賭ける・読む・考える

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新曜社
発売年月日 2018/08/31
JAN 9784788515918

賭博の記号論

¥2,860

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2020/12/29

・競馬から現代建築、哲学者まで裾野が広い。全部読み切れるひとは少なそう 猿を含めた哺乳の脳は不確実性、リスクのある出来事から快感を得る仕組みを持つ。→賭けることは生存を後押しするエンジンだった ニアミス効果→惜しい負けがギャンブルを継続 直接介入効果→当たり外れの過程に関わり...

・競馬から現代建築、哲学者まで裾野が広い。全部読み切れるひとは少なそう 猿を含めた哺乳の脳は不確実性、リスクのある出来事から快感を得る仕組みを持つ。→賭けることは生存を後押しするエンジンだった ニアミス効果→惜しい負けがギャンブルを継続 直接介入効果→当たり外れの過程に関わりを持つとギャンブルを継続し、かける金額も増える ゲームでは(表面的、プレイヤー目線での)不確かさがプレイヤーの行為の意味(影響を与えられた)を産む。 アメリカ→ピンボールの合法化。運のゲームではなく技のゲームと証明したことで、 →カイジのパチンコは技のゲームとみたらギャンブルではない。 イェスパー・ユール:ゲームの定義 固定されたルール 可変かつ数量化可能な結果 結果に対する価値設定 プレイヤーの努力 結果に対するプレイヤーのこだわり 取り決め可能な帰結(ゲームの外の世界、実生活との"ある程度"の距離がある→ナイフを使う決闘はゲームにならない。決闘(デュエル)も。) ギャンブルでは経済的利害を生むことはあるが、 富の生産はしない。富の所有権が移動するだけ。 ゲームは技・運・労力の組み合わせ 公正さにも3種類 平等主義→結果の平等、公平な分配 能力主義→競争条件、機会の平等 リバタリアニズム→社会的公正さよりも個人の平等 インドネシアの闘鶏→人は金だけでは説明できない賭け→社会的名誉、主観的地位のヒエラルキー 浪漫主義→理想を思い描く。それは確かにある現実と往々にしてギャップがある。思い入れ、思い込み 競馬における物語、非エビデンスベースの意思決定者。 "感動をありがとう" "応援馬券" →これは株や麻雀にも言えるな。 結果として感動するのではなく、感動を構成された、予め期待する態度の気持ち悪さ →オリンピック、G1 人は小学生の徒競走で感動してもいいのにオリンピックの方が感動できることになっている テレビやネットを通じた間接的な体験と、現場の体験の差は「現場を構成する1人となること」

Posted by ブクログ

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