![あきぞらさんぽ 講談社の創作絵本](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001911/0019115447LL.jpg)
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/08/23 |
JAN | 9784065123768 |
- 書籍
- 児童書
あきぞらさんぽ
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
あきぞらさんぽ
¥1,320
在庫あり
商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
1y7m お支度をしてお散歩に出かけるというストーリーにハマるかなぁと思って選んだのですが、お話の後半にパパが出てくるシーンがお気に入りで何回も読みたがります。 くるくるくるりという表現を真似したのか読んだあとにくるくる回っていました! 本当に絵が素敵です。お空の描き方やグラデー...
1y7m お支度をしてお散歩に出かけるというストーリーにハマるかなぁと思って選んだのですが、お話の後半にパパが出てくるシーンがお気に入りで何回も読みたがります。 くるくるくるりという表現を真似したのか読んだあとにくるくる回っていました! 本当に絵が素敵です。お空の描き方やグラデーションが綺麗で何回も読みたくなります。
Posted by
2y10m26d お父さんが最後の方に出てくるので、何で1人でお散歩してたのー?とびっくりしていた。
Posted by
えがしらみちこさんの「おさんぽ」シリーズ(幼年向け)の秋バージョンは、表紙や見返しのはらはらと舞い落ちる、紅葉したものもその途中であるものも含めて、子どもにとって色鮮やかな落ち葉自体が宝物とも思われる中、散歩のきっかけは女の子と猫が窓から見上げている、扉絵のひつじ雲の群れに誘わ...
えがしらみちこさんの「おさんぽ」シリーズ(幼年向け)の秋バージョンは、表紙や見返しのはらはらと舞い落ちる、紅葉したものもその途中であるものも含めて、子どもにとって色鮮やかな落ち葉自体が宝物とも思われる中、散歩のきっかけは女の子と猫が窓から見上げている、扉絵のひつじ雲の群れに誘われるようでもあった、そんな「あきぞらさんぽ」に『じゅんびできたよ いってきまーす』。 秋といったら、やはり赤系統の色だろうなと思われたが、えがしらさんの水彩は落ち葉同様に、緑の残る部分も併せて柔らかく描くことによって、より紅く色付いた部分の美しさを際立たせる効果があるようで、女の子の服装も、お気に入りの緑色のセーターの上に赤系統の上着を羽織ってと、まるで女の子自身が紅葉したような姿には、まさに今回の散歩の楽しみ方である『まねっこしよう』を、まず自らが無意識に実践しているかのように思われた、そんなところに子どもならではのひたむきな可愛らしさを感じられる。 また、タイトルである『あきぞらさんぽ』の素晴らしさをはっきりと実感させる展開の上手さとして、最初に森の中を散歩している時は、紅葉した葉っぱや木々に注目がいくように背景の空を白くしているのに対して、途中の見開きで森を抜け出た場面に変わったとき、鮮やかに目に飛び込んでくるのは、何よりも淡く爽やかで開放感のある水彩の青空であり、ここに来て初めて見ることが叶うことで、秋の青空ってこんなにも心地良いんだということを思い出させてくれながら、その後のまねっこしようの前段階で緩やかな下り坂にしていることも、それがより爽やかさを呼び起こしながら秋空によく映えるからであり、こうした合わせ技の上手さで『あきぞらさんぽ』の素晴らしさを実感できることには、このタイトルにした理由にも納得といったところであった。 しかし更に驚いたのは、まねっこしようのあまりのひたむきさが、ついにまねっこではなくなったのかと思わせる意外な展開であり、ははあ、こういう散歩もありってわけねということで、真似っこを本物にしてくれる存在の素晴らしさを噛みしめながら、それまでずっと横向きの視点で展開されていたのが、見下ろしたり見上げたりといった視点に立ち替わる構図や、子どもならではの物の見方にハッとさせられる中で、最後の絵には、秋特有の少しばかりの切なさを潜ませながらも、コスモスが「また明日ね」と言っているような温かさは、女の子を取り巻く関係性にもきっと当てはまる、そんな様々な要素を含めた終わり方に、えがしらさん自身の優しい人柄を感じられるようで、私には最も印象に残る場面であった。
Posted by