商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/08/03 |
JAN | 9784065127056 |
- 書籍
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商品レビュー
4.1
29件のお客様レビュー
いゃ〜、面白かった! 最後の最後まで手に汗握る展開だが、ピンチを颯爽と切り抜けた感じは痛快! 文句なしの5つ星ですが、最後の芝野さんの扱いだけは良きに計らって欲しかったかなぁ? それでも読み応え十分!オススメです♪
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感想 誰も責任を取りたくない日本人特有の虚しい責任なすりつけ合い合戦になっている。 そんな利権を貪る輩を最後は鷲津が一刀両断にしてスカッとした。現実はそんなにうまく行かないのだろうけど。 コロナでも分かったが、緊急時はトップの力量が出るなぁ。 あらすじ 首都電は炉心の冷却もままならないまま時間が過ぎていく。首都電は事故調査委員会を社内で立ち上げることにした。一方、政府サイドも芝野をメインに据えて事故調査委員会を立ち上げる。首都電は自分たちのせいにならないように、政府は首都電のせいにしたい思いが蠢く。首都電は、若手の郷浦をスターに担ぎ上げてイメージアップを図る。 鷲津の首都電買収工作が明るみに出て、世間を騒がせる。潰れかけの会社を買収して果たして儲かるのか?鷲津の勧めで事故調査委員会の委員長になった芝野の立場も危うくなる。一方、国は首都電の国有化を進めようとしていたが、国有化しても旗振りできる人材がいないのが悩みの種だった。鷲津は野党大物の原発族である東海林と合う。 郷浦は、女子サッカーチームのあかねと首都電のイメージアップキャンペーンをやるように濱尾から言いつかる。 鷲津は総理の不正や濱尾の不正を次々と暴き立て主導権を握る。当初の予定通り、原発のみを切り離して政府に世話をさせ、美味しい電力事業だけを掻っ攫うことに成功する。
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首都電力(東京電力)の買収をもくろむハゲタカ鷲津がテーマ。途中までは、2011年3月11日の首都電力(東京電力)の磐前県(福島県)原発事故について書かれています。すべて仮名ながら、おおよそ誰とわかります。業界でしか知られていない内容なども書かれ、かなり多数の人に取材したものと思い...
首都電力(東京電力)の買収をもくろむハゲタカ鷲津がテーマ。途中までは、2011年3月11日の首都電力(東京電力)の磐前県(福島県)原発事故について書かれています。すべて仮名ながら、おおよそ誰とわかります。業界でしか知られていない内容なども書かれ、かなり多数の人に取材したものと思います。原発事故当時の首相は、高校の先輩なので、ボロクソに書かれているのには(気持ちはわからんでもないですが)ちょっとだけ弁護したくもなりました。 下巻の半分くらいまで、(手に汗握る?)原発事故対応の内容。「これだとハゲタカっぽくないな」と思っていると、後半からいよいよ首都電力買収交渉です。政界、財界、検察、メディアを巻き込み、本当のディールの舞台裏も、きっとこうだろうと思える緊張感で読めました。
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