商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2018/07/21 |
JAN | 9784198646547 |
- 書籍
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鯖
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鯖
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商品レビュー
3.9
19件のお客様レビュー
藻屑蟹、ボダ子、らんちうの過去読んだ三作に比べるといまひとつ。描写はグロテスクでも人間の内面グロテスクがいまひとつ。恐いのは狡知に長けた者に知恵のない者たちが食い物にされていくこと。実際に中国人など外国人に国土を買われている現状を考えると、いつの間にか外国人に利用されたり、侵食さ...
藻屑蟹、ボダ子、らんちうの過去読んだ三作に比べるといまひとつ。描写はグロテスクでも人間の内面グロテスクがいまひとつ。恐いのは狡知に長けた者に知恵のない者たちが食い物にされていくこと。実際に中国人など外国人に国土を買われている現状を考えると、いつの間にか外国人に利用されたり、侵食されていく図はあるのだろう。
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ボタ子に続く、2冊目の赤松利一。汗と魚と酒の匂いに塗れたバイオレンスなお話。かと言って血と暴力ではなく、シンイチの成長物語でもあり、漁業ビジネスの話でもある。マンガ的ではあるが人物造形が秀逸だな。やっぱり貧乏が悪いのか。シンイチの最後は少しかわいそう。3.9
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物語は時に穏やかに、豊かに。ところが突然大波が起きて荒々しく逆巻いたり、海のように表情を変える小説。 1章 海霧の中を行くような息苦しさと共に話が進む。 2章 のんびりと穏やかなシーンが続く。正直この調子で最後までいくのか不安がよぎる。 3章 あまりの急展開。 4章 前半とは違...
物語は時に穏やかに、豊かに。ところが突然大波が起きて荒々しく逆巻いたり、海のように表情を変える小説。 1章 海霧の中を行くような息苦しさと共に話が進む。 2章 のんびりと穏やかなシーンが続く。正直この調子で最後までいくのか不安がよぎる。 3章 あまりの急展開。 4章 前半とは違う本を読んでいるかのような生臭さ。 まさに「鯖の生き腐れ」の通り、“海の雑賀衆“は短期間で、だが着々と腐敗は進んでいたのだ。 漁師という擬似家族が狭い船の中で過ごすという一般的には知られざるテーマをこんなにもリアルに描けるのは何故なんだろう。 1刷 2021.5.15
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