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南西の風やや強く
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南西の風やや強く

吉野万理子(著者)

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南西の風やや強く

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 あすなろ書房
発売年月日 2018/07/17
JAN 9784751529317

南西の風やや強く

¥1,540

商品レビュー

4.2

7件のお客様レビュー

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2021/09/09

親に言われるがまま、難関中学を目指し勉強漬けだった主人公の物語。憂さ晴らしにおみくじにいたずらしているところでの偶然の出会いが、主人公のこの先を変える出会いだった・・ YAということもありサクッと読めました。罰当たりな気がしないでもないけど結んであるおみくじ引くっていうのも面白...

親に言われるがまま、難関中学を目指し勉強漬けだった主人公の物語。憂さ晴らしにおみくじにいたずらしているところでの偶然の出会いが、主人公のこの先を変える出会いだった・・ YAということもありサクッと読めました。罰当たりな気がしないでもないけど結んであるおみくじ引くっていうのも面白い話。主人公が変わるきっかけである多朗くんは、最初から最後までなんか成熟してるなあって感じでした。

Posted by ブクログ

2021/07/09

主人公・伊吹(いぶき)が南西の風と共に感じたものは、暴力、恐怖、恋愛、嫉妬、命…。今日の決断は明日の幸せを願ってするもの。歩みを止めずに前に進む、伊吹にエールを贈りたいです。

Posted by ブクログ

2021/02/20

ある日を境に子どもから大人への境界線を跨ぎ越すのではなく、グラデーションが徐々に色合いを変えていくように、ひとは大人になっていくものだと思う。 この作品は変化を遂げようとする微妙な色合いを追っている。 作中では「『それどころじゃない』ことをもっともっと抱えて、でもそんなの大した...

ある日を境に子どもから大人への境界線を跨ぎ越すのではなく、グラデーションが徐々に色合いを変えていくように、ひとは大人になっていくものだと思う。 この作品は変化を遂げようとする微妙な色合いを追っている。 作中では「『それどころじゃない』ことをもっともっと抱えて、でもそんなの大したことないよ、って顔」を出来るようになるのを大人だと話している。 それは、乗り越えていけるからなのか、慣れているからなのか。 まぁ、そういった面もあるけど、それはいわゆる柔らかな心と引き換えに手に入れた強さで、時に柔らかさを失ってしまった罪悪感を自覚することもあるわけで…。 実際子どもって、大人のそういうところを嫌悪したり揶揄したりするじゃない。 大人だって子どもの心がグラデーションしただけの結果なんだい。

Posted by ブクログ

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