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ペリーとともに 画家ハイネがみた幕末と日本人
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ペリーとともに 画家ハイネがみた幕末と日本人

フレデリック・トラウトマン(著者), 座本勝之(訳者)

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ペリーとともに 画家ハイネがみた幕末と日本人

3,080

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三一書房
発売年月日 2018/07/14
JAN 9784380180002

ペリーとともに

¥3,080

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2024/11/30

 いやぁ、面白かった。これは冒険心と好奇心に満ち溢れた、当時の一人の若者の旅日記だ。ペリー提督の日本遠征は軍事目的(日本との外交締結)であったが、よくわからんがマスターズメイトという制度があって、画家とか科学者とか、軍人以外にも6人ほど採用されたらしい。日本に行ってみたい若者は多...

 いやぁ、面白かった。これは冒険心と好奇心に満ち溢れた、当時の一人の若者の旅日記だ。ペリー提督の日本遠征は軍事目的(日本との外交締結)であったが、よくわからんがマスターズメイトという制度があって、画家とか科学者とか、軍人以外にも6人ほど採用されたらしい。日本に行ってみたい若者は多く、日本で有名なシーボルトも希望したが不採用になったらしい。ハイネは熱意が通じたのか採用された。  ワシは幕末の歴史小説が好きで、司馬遼太郎とかが描く、日本側からみた黒船来航を読んできたけど、逆にアメリカ側からみた日本を描いた本を読むのは初めてだったので新鮮に感じた。  近頃は日本の若者がバックパック背負って旅する本が山程溢れているけれども、あの時代に日本を旅したハイネの日記に比べると、どうにもつまらなく感じてしまうほどだ。彼の描く当時の日本の文化や風俗も読んですごく勉強になった。ペリー提督と2年間の航海をともにしたハイネは、ペリーを第2の父と慕うくらいになったらしい。ペリーも大した人物だったようだ。歴史好きはもちろん、今の日本のことを理解するためにも、全日本人必読の一冊だとワシは思うわ。  

Posted by ブクログ

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