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あたしが乗った列車は進む 鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち
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あたしが乗った列車は進む 鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち

ポール・モーシャー(著者), 代田亜香子(訳者)

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あたしが乗った列車は進む 鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 鈴木出版
発売年月日 2018/06/01
JAN 9784790233428

あたしが乗った列車は進む

¥1,760

商品レビュー

3.7

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2020/04/21

祖母の死後、2年間暮らしたカリフォルニア州のパームスプリングスを離れ、会ったこともないシカゴの大叔父の元へ向かう12歳の「あたし」は、乗り換えのロサンゼルスのコンビニで持ち金を全部使い切ってしまった。シカゴまで後2日。持ち物は、大きなスーツケースとバッグひとつと小さいのにめちゃく...

祖母の死後、2年間暮らしたカリフォルニア州のパームスプリングスを離れ、会ったこともないシカゴの大叔父の元へ向かう12歳の「あたし」は、乗り換えのロサンゼルスのコンビニで持ち金を全部使い切ってしまった。シカゴまで後2日。持ち物は、大きなスーツケースとバッグひとつと小さいのにめちゃくちゃ重たい箱ひとつ。長距離列車アムトラックは、職員ドロシアに付き添われた「あたし」を載せて走り出す。 旅の間、食べ物を手に入れるため奮闘しながらも、車窓を眺め、傷ついたことの多かった体験を反芻していく。展望ラウンジでは上品なおじさんカルロスの、売店ではイケメン店員ニールの気遣いに、彼女の心はほぐされていく。途中乗車してきたボーイスカウトのテンダーチャンクスと親しくなるが、別れの寂しさも味わう。 多感な12歳の少女が、列車の中で人生を振り返り、出会う人々によって癒やされ、気持ちを整理して行く様子を温かく描いた物語。 *******ここからはネタバレ******* たった3日間の旅で、これほどまでの人間関係が作られるものなのか?という疑問は残りますが、周囲の助けを受けながら、彼女が辛い過去と感情に向き合うところは、大人の私でも胸が痛くなりました。 これほど短期間に、キスを交わすほどのボーイフレンドができ、店員のその後の生活を変えるとは、すごい影響力だし、特にラストの警笛を鳴らし続けるところには、やりすぎ感も持ちます。 でも、愛し愛されたかったのに思うようにできなかった母子の哀しさを埋め合わせるには、これぐらいの愛が必要なのかも知れません。 短くて読みやすいのですが、内容が重いので、高学年以上にオススメします。

Posted by ブクログ

2018/11/26

もうすぐ13歳になるあたしは、カリフォルニアから東海岸に向かうアメリカ大陸横断列車アムトラックに乗っている。おばあちゃんが亡くなって孤児になったため、会ったこともないおじさんのところへ行くのだ。見ず知らずの乗客たちと何日も一緒に旅をするうち、心を許せる友人になっていき…。過酷な運...

もうすぐ13歳になるあたしは、カリフォルニアから東海岸に向かうアメリカ大陸横断列車アムトラックに乗っている。おばあちゃんが亡くなって孤児になったため、会ったこともないおじさんのところへ行くのだ。見ず知らずの乗客たちと何日も一緒に旅をするうち、心を許せる友人になっていき…。過酷な運命のもとで、前向きにまっすぐに生きる少女の物語。

Posted by ブクログ

2018/11/15

長距離列車の中という舞台設定が新鮮でした。また、主人公の置かれている状況が、徐々に明かされていくというストーリーがおもしろかったです。 魅力的な大人がたくさん出てきます。ドロシアも最初は嫌な人かと思ったけれどもいい人だったし、ローラ先生、ニールやカルロスなどがいてくれたおかげで...

長距離列車の中という舞台設定が新鮮でした。また、主人公の置かれている状況が、徐々に明かされていくというストーリーがおもしろかったです。 魅力的な大人がたくさん出てきます。ドロシアも最初は嫌な人かと思ったけれどもいい人だったし、ローラ先生、ニールやカルロスなどがいてくれたおかげで、主人公の置かれた状況に救いが見いだせました。 ただ、なんとなく主人公に共感しにくく、読みにくかったです。

Posted by ブクログ

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