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378年失われた古代帝国の秩序 歴史の転換期2
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378年失われた古代帝国の秩序 歴史の転換期2

南川高志(編者)

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378年失われた古代帝国の秩序 歴史の転換期2

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山川出版社
発売年月日 2018/06/30
JAN 9784634445024

378年失われた古代帝国の秩序

¥3,850

商品レビュー

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2019/02/03

世界が多様性に向かう分水嶺として、今作では西欧の「アドリアノープルの戦い」、東洋の「淝水の戦い」にフォーカスする。中国の五胡十六国、南北朝時代にはてんで暗かったので楽しめた。中国に仏教が入ったのって、このタイミングだったんだね。宗教に仏教が入ったように、周辺諸国と互いの存在を認め...

世界が多様性に向かう分水嶺として、今作では西欧の「アドリアノープルの戦い」、東洋の「淝水の戦い」にフォーカスする。中国の五胡十六国、南北朝時代にはてんで暗かったので楽しめた。中国に仏教が入ったのって、このタイミングだったんだね。宗教に仏教が入ったように、周辺諸国と互いの存在を認め合う、多元的世界はここから始まるんだ。

Posted by ブクログ

2019/01/05

世界の歴史の大きな転換期となった年代を取り上げ、その年代に各地域の人々がどのように生活し、社会の動きをどのように感じていたのか、世界史の共時性に重点をおきながら考えてみることがこのシリーズの趣旨です。 というはしがきで始まる「歴史の転換点」シリーズの2巻は、西暦378年。ゲルマン...

世界の歴史の大きな転換期となった年代を取り上げ、その年代に各地域の人々がどのように生活し、社会の動きをどのように感じていたのか、世界史の共時性に重点をおきながら考えてみることがこのシリーズの趣旨です。 というはしがきで始まる「歴史の転換点」シリーズの2巻は、西暦378年。ゲルマン民族大移動と淝水の戦いが、主題となっています。 歴史好きではあるものの、タテの糸でとらえることはできても、ヨコの糸でとらえることはなかなかできていないのが、自分の現状。それも、日本史と中国史の連携ぐらいで、世界史というくくりではお手上げな体たらく。少しでも糸をつなげられる一助になればと思って、このシリーズ購入。 2巻で取り上げられている年代も、ヨーロッパの方はギリギリ教科書レベルなので、新鮮であるけれど疲れもしますね。 いくつになっても、インプット・アウトプット繰り返していかないといかんよなぁ、としみじみ感じます。 378年は漢とローマという東西の大帝国の崩壊から、新国家誕生までの通過点ということでいいのかな。ざっくりすぎますか。

Posted by ブクログ

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