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システム構築の大前提 ITアーキテクチャのセオリー
3,300円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | リックテレコム |
発売年月日 | 2018/06/13 |
JAN | 9784865941166 |
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システム構築の大前提 ITアーキテクチャのセオリー
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商品レビュー
4.7
3件のお客様レビュー
1日かけてイッキに読了しました。 経営サイドからのBA(Business Architecture=したいこと)と日進月歩のTA(Technology Architecture=できること)との狭間で、DA(Data Architecture)とAA(Application Ar...
1日かけてイッキに読了しました。 経営サイドからのBA(Business Architecture=したいこと)と日進月歩のTA(Technology Architecture=できること)との狭間で、DA(Data Architecture)とAA(Application Architecture)とをコントロールするという構造が、とても分かりやすかったです。 また、データHUBを企業システムの根幹に置き、スター型にアプリケーションを配置していくことで、リスクを最小化しながら企業側が主体となって攻めのIT化を進めていけるという内容に、一筋の光明を見た思いでした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
現行のIT環境を取り巻くバズワードにとらわれることなく、本質的にシステムを構築する上で何が大事かということを「データ」という観点から述べている。 ここまで的確だとある種自明になっていることなのだろうが、それが価値を持つのは「実行するのが難しいから」だと思っている。 スピードがどんどん早くなる中、会社組織やシステムもどんどん複雑になり、相反していく中で開発を行っていくのは非常に難易度が高い。そしてコストや品質、納期も当然ある。 そうした妥協を続けた結果の産物が現状の環境であり、天才が解決するGAFAとかと違い、日系は地道にやっていくしかない、ということを語っているように感じる。 I/F標準は特にその表面の議論に閉じてしまうことが多く、いわゆるStep論で後回しにされそのまま消えてなくなってしまう。。。
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国内外問わず、既存企業にとってDXは死活問題である。そして2025年の崖と言われるように、従来の企業内システムが足かせとなることは目に見えている。コンサルタントは、バイモーダルやSOR/SOEのように分けて、新規投資を進めようとするが、既存システムがカバーする業務プロセスやデータ...
国内外問わず、既存企業にとってDXは死活問題である。そして2025年の崖と言われるように、従来の企業内システムが足かせとなることは目に見えている。コンサルタントは、バイモーダルやSOR/SOEのように分けて、新規投資を進めようとするが、既存システムがカバーする業務プロセスやデータを無視して、新しいことだけやっても事業価値に繋がらない。既存システムをDXに適応するよう、変革しなければならない。そしてこの変革は経営的観点から、短期的なROIも考慮してビックバン的に一度に行うのではなく、価値を出しながら少しずつ行う必要がある。このトランスフォームをどうやって実現するか? 本書の答えは、エンタープライズアーキテクチャ、特にデータハブによる疎結合型のシステムである。筆者は協和発酵キリンの情報システム部長として、データハブを構築し、その手法はIT協会のITマネジメント賞として評価された。データハブでは、ゴールデンレコードすなわち会社の正式データとして、マスタとトランザクションを一元管理し、全てのシステムはデータハブとデータ連携を行う。データハブでは、顧客と得意先などの意味を一般化して、さまざまな業務で活用できる構造にする。トランザクションも一般化して、タイムスタンプと取引コードにより汎用性を持たせる。 なるほど確かにこの方法は、大切なデータを自社システムの中心に据え、クラウドを含めさまざまな周辺システムを上手く活用できるアーキテクチャであり、非常に参考になる。しかし、多くのベンダーが提案するデータ一元化やデータ仮想化、データレイクなどとは異なる考え方で、両立も不可能ではないものの、構築のアプローチが違うため、ベンダー依存の強い企業には難しいだろう。 データを自社のものに、まずはここからである。
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