商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 美術出版社 |
発売年月日 | 2018/05/01 |
JAN | 9784568400861 |
- 書籍
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日本やきもの史 カラー版 増補新装
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日本やきもの史 カラー版 増補新装
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
そりゃそうなんだけど…土器って、焼き物か…。 やっぱり伊万里焼とか、色彩豊かな絵皿が素敵だなぁ…。 異形装飾系作品、マジで凄いな…こりゃ欲しくなるのも分かる…。 植葉香澄さんの作品とか、ポケモン工芸展の出品作品で見た…あれも凄かった…。色彩と伝統模様の洪水……。 稲崎栄利子さんの...
そりゃそうなんだけど…土器って、焼き物か…。 やっぱり伊万里焼とか、色彩豊かな絵皿が素敵だなぁ…。 異形装飾系作品、マジで凄いな…こりゃ欲しくなるのも分かる…。 植葉香澄さんの作品とか、ポケモン工芸展の出品作品で見た…あれも凄かった…。色彩と伝統模様の洪水……。 稲崎栄利子さんの作品とか…もう何が起きてるんだ…????凄すぎる……。 今野朋子さんの作品も…気味の悪い爽快感…。スゲエ…。 川端健太郎さんのも訳が分からない。すごい。 立体造形作品もスゲエ……。 齋藤敏寿さん、徳丸鏡子さん…。巨大な立体造形ってそれだけで圧倒的だけど、これらはもう次元が違い過ぎる…。異世界の芸術作品じゃないの…?これ…????? ヤバいって…。何が起きてるんだよ……。 藤笠砂都子さんの作品も…。流麗とは、まさに…。だけどこれ、陶芸なんだよな…すげえ……。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ここ数年、縄文土器とか茶器とか茶器とか明治時代の超絶技巧とかに触れる機会が多々あって、個別に楽しんでいたものの、流れをつかみたくなった時に、都合良く増補新装されていたので購入。 まあ、背景なんてわからなくても縄文土器と茶器は大好きなんだけど、それでも背景がわかるとなお楽しめるからね。 縄文土器いいよ!縄文土器!!
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(感想) 縄文→弥生の断絶、西日本でのやきものや暮らしの痕跡がぷっつり消える。 弥生土器は、縄文とはまるで異なる文化の人たちが作ったようにみえる。 大陸からやってきた弥生人に追い払われた、というよりは、 破局噴火によって、西日本では縄文人が絶滅してしまったのだろうか。 縄文の文様...
(感想) 縄文→弥生の断絶、西日本でのやきものや暮らしの痕跡がぷっつり消える。 弥生土器は、縄文とはまるで異なる文化の人たちが作ったようにみえる。 大陸からやってきた弥生人に追い払われた、というよりは、 破局噴火によって、西日本では縄文人が絶滅してしまったのだろうか。 縄文の文様は、アイヌの文様に通じるように思う。 また、戦国時代に入る混乱期にもクオリティがぐたっと下がったりする。 伊万里焼のルーツは、朝鮮出兵時に日本に連れてこられた人であったり、 明→清の混乱期に明の職人が流入したことにより、クオリティが上がり、流れる文化のベースもまったく変わる。 明から欧米へ陶磁器の交易が東インド会社などにより確立されていたことから、 生産ベースを長崎近辺に、オランダ人が明の職人を連れてきてうつしたのだろうか。 江戸時代あたりから、美術史的な意味があるのは欧米への輸出向けであったり、蒐集品、という色合いが濃くなる。 ここに取り上げられているのは、縄文土器にしても祭祀に用いられたものであったり、近現代の美術価値的な蒐集品にしても社会構成におけるポジションのサインとなるもの(呪術的道具)が主で豪華なものが多い。 すぐれた作品が生みだされ、後世へと残されるためには、安定・平和・豊かさによる文化の積み重ねが必要である。 歴史に名を残すことのなかった累々と積み重ね連なってきた市井の人々の暮らしを想像するために、飾り気のないやきものの欠片をもっとみてみたくなった。
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