歴史ﾄﾝﾃﾞﾓ本の装丁をしてなかったので大丈夫だろうと思ってたんですがそこそこ予想と違ってました。むしろ副題の「天武系皇統をめぐる「祟り」と「天罰」」という説明がそのまんまでしたので私の見立てが悪かったんだと思います。しかしそれほどﾄﾝﾃﾞﾓ本ということもなく(一部のそういう本と比べて)、文章もそれほど暴投してるわけでもなく引用も多く参考になる部分も多かったのですが何か一貫して祟りと天罰が前提にあるので起こったことと天武皇統の全てがその対処という論拠でした。草薙剣の祟りと物部麻呂の改姓などが気になる部分でしたが全てその辺りを根拠としたものなのでその前提が無かったらゼロに近い結論だと思います。しかし歴史はいかに物語をつくるかという部分もあると思うのでこの辺りはひとつの経験値として払ったものと思うことにします。(※4000円)

Posted by ブクログ

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古代の皇位継承天武系皇統をめぐる「祟り」と「天罰」

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