商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2018/05/11 |
JAN | 9784199506239 |
- コミック
- 徳間書店
魔王兄弟(2)
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魔王兄弟(2)
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商品レビュー
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ますます、ほのぼの感が増し、癒し効果も倍増だ 『大魔王のOFF』(水野まどか)や『魔王城でおやすみ』(熊之股鍵次)と同じく、タイトルに“魔王”と入っていても、何らおっかなくない点も高評価だ 育児ものとしちゃ、さすがに、『息子がかわいくて仕方がない魔族の母親』(十五夜)などの上位作...
ますます、ほのぼの感が増し、癒し効果も倍増だ 『大魔王のOFF』(水野まどか)や『魔王城でおやすみ』(熊之股鍵次)と同じく、タイトルに“魔王”と入っていても、何らおっかなくない点も高評価だ 育児ものとしちゃ、さすがに、『息子がかわいくて仕方がない魔族の母親』(十五夜)などの上位作品に競り負けてしまうにしろ、子供の多さでパワー不足を補っているので、差は何気に埋まっている 当たり前と言えば当たり前だけど、子供らの個性が全て違う点にも、Uuumi先生の実力が高い事を感じられる こんだけの人数がいて、違う個性を与え、なおかつ、活き活きとさせるのは、生半可な実力じゃ、どうにもならない。まぁ、時たま、子供らが暴走しちゃって、脱線しかけてるかな、制御が効いてないな、と感じる部分はあるにしても、子供は大人の手を焼かすほど元気な方がいい、と思えてくる どの子も可愛く、一番は決められない そう思う一方で、(3)で出番が増えたら嬉しい、と思うのは、本が大好きなデミーラだ。この巻では、彼の意外な一面、本で読んで気になっていた物に興味津々な様を曝け出したり、いつも世話になっているルルグールさんに花束を贈ってトキメかせちゃう、天然女たらしっぷりを発揮したり、が見られて嬉しかった そんなショタ魔王らの育児を一手に引き受けている(押しつけられてる?)だけあって、バイロンの個性も結構、攻めている 優しく、温かい、良い親って雰囲気は醸しながらも、やっぱり、勇者なんだよな、と感じさせる要素もあり、彼への好感度はじっくりと上がっていく また、この(2)からは、新たな家族が加わっている 心臓の魔王であるギークと、最高のモフモフがチャームポイントであるニーズだ 彼らが、(3)でどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみだ どの回も微笑ましいものばかりだが、私的にグッと来たのは、第17話「戦いの時」だ この作品らしからぬ、緊迫した戦闘が起こるのか、と不安になったが、Uuumi先生は、私ら読み手を裏切ったりはしなかった 考え方は人それぞれだろうけど、子供を育てていく上で、「叱る」って行為は蔑ろにしちゃいけない、と思う。「叱る」事で大人は「子供にそれをさせた事になった、自分の至らぬ点」を反省できるし、子供は「叱られる」事で、やっていい事とやっちゃいけない事、大袈裟に言うと、善悪の境界線を引く下地が出来る 何で、それをしちゃいけないか、しないためにはどうするか、を言葉で諭すのが「叱る」なので、ただ、罵詈雑言を浴びせたり、暴力で痛みを覚えさせたり、逆に何もせず放置するのは、躾けとは言えない それが出来ないな、と思うのなら、子供は持つべきじゃない。誰も彼も、不幸になるだけだ この台詞を引用に選んだのは、さすが、シシリーさん、と感じたので。ちょいちょいヘマする神様より、しっかりしてる 彼女も、ちゃんとした「叱る」が出来る大人だな 自分がどう思われているか、それを知りたいのは当たり前。けど、心中を覗く、そんな簡単な手段を選んでちゃ、大切な物までは視えない 折角、コトバがあるんだから、会話で相手に自分の印象を聞き、同時に、自分がどう思っているか、を伝えれば、もっと仲良くなれるさ
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