サッカー教養講座 日経プレミアシリーズ

山本昌邦(著者), 武智幸徳(著者)

• 販売会社／発売会社: 日本経済新聞出版社
• 発売年月日: 2018/04/28
• JAN: 9784532263690

商品レビュー

2024/12/26

山本昌邦氏と武智幸徳氏(日本経済新聞社運動部編集委員)が対談形式で日本サッカーの現在・過去・未来について語り合うのをベースに、強豪国・強豪クラブチームのサッカー文化・歴史・メンタリティについてや、育成を参考にする国について、審判とVARの関係性などについての意見を述べている。

また、対談が2018ロシアW杯前の内容の為、日本や全体を通したグループリーグから決勝までの大会展望についても語り合う。ドイツGL敗退以外は概ね的確。

2018/07/10

海外のサッカーの特徴と、日本サッカーを強くするためにはどうしたらいいのかということがテーマなのだが、どちらも普通に仕事にも通用しそうなことが多く感じられた。もはや、スポーツは精神論だけでは通用しないのね。

2018/06/14

2018年6月14日読了。W杯開幕直前に、日経の広告を見て購入。元代表チーム監督とスポーツジャーナリストがW杯の見所・見方・勝敗を分けるポイントなどについて語る。５月のハリル監督解任を踏まえた内容なのはありがたい。（さすがにスペインの監督交代は間に合わず）話者二人は監督交代をポジティブに捉えているのだな、物は考えよう・気の持ちようということかもしれないが。W杯の勝敗を占うために、グループリーグの日程が重要（決勝のおしりが決まっているため、先の組の方が休養日を多く取れる）とかエース抜きの試合をどこで組めるかとか、栄養士などスタッフによる補給食が影響するなど現場に根ざした裏話は非常に面白い。日本がどこまでいけるかは未知数だが、今年はまずブラジル優勝、ついでドイツ、フランスか。試合で何が起こるかわからないのがサッカーでありW杯だが、それも見越した準備を何年もかけて行うのが真の強国・サッカー文化ということなのだな。