商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/04/26 |
JAN | 9784062209847 |
- 書籍
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バルス
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バルス
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商品レビュー
3.5
21件のお客様レビュー
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便利で快適な暮らしを支える裏側に、どきっとさせられる。鉄道、物流、ネット通販、世界では驚きの正確さで成り立つのは『派遣労働者』『非正規労働者』の過酷な労働のうえに成立している。当たり前だと思っていた仕組みが、当たり前でなくなれば何が起きるか。目を背けている現実問題のひとつ。
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格差社会、非正規雇用、ネット通販、宅配業界を題材にした経済小説(で、いいのかな?) 著者の作品はお初。元々スパイものや犯罪小説を手掛け、近年、経済小説に舵を切っているようだが、現代の格差社会の問題に切り込んだにしては浅い。ピケティの経済理論に着想を得たか、ケン・ローチの映画でも触れられる格差問題についても、その問題の構造から登場人物の造形含め、深みに欠けイマイチ。 会話による物語の進行も、読みやすいといえば読みやすいが、いかにも説明会話、解説会話で、ヘタな芝居を見せられているよう。また、前半のスロット社員同士だった百瀬と渡部との会話を、後半に週刊近代の記者内海による取材でも、まんま繰り返し語られるなど、字数稼ぎ?とも思えるほど素人っぽい。 時間潰しにはなったかな、という程度。
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非正規労働者が大企業の業績の調整弁となっていることが根底にあることを解説。 流通の根幹を揺るがすテロは、やがて非正規労働者の労働組合結成の後押しとなるか! 相変わらず、安定感のある作者だと思う。今回のテーマは、非正規労働者の待遇改善。深く考えさせられる。星3つ。
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