商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/04/19 |
JAN | 9784062884761 |
- 書籍
- 新書
日露近代史
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日露近代史
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
主な役回りを果たした人物を軸にしているので読みやすい。祖父がシベリア抑留を経験したが、その体験談は誰にも一切語らなかったという。それを知る覚悟が私にあるのか、終戦の章を読み思った。
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日露戦争から第二次世界大戦までのロシアとの関係。 樺太の領土争いで、榎本武揚が、樺太と千島列島を交換して、決着。 ロシアのニコライ2世が京都観光中に、大津で攘夷思想の警察官に切られ、これを口実に戦争を仕掛けられるのを回避するため、日本皇室に対する大逆罪を適用して死刑を求めたが、裁...
日露戦争から第二次世界大戦までのロシアとの関係。 樺太の領土争いで、榎本武揚が、樺太と千島列島を交換して、決着。 ロシアのニコライ2世が京都観光中に、大津で攘夷思想の警察官に切られ、これを口実に戦争を仕掛けられるのを回避するため、日本皇室に対する大逆罪を適用して死刑を求めたが、裁判所が適用しなかった大逆事件。もし戦争になったら、大馬鹿裁判官か? ロシアが旅順租借に加えて、不凍港を求めて韓国に進出しようとしてきたので、満州はロシアー韓国は日本の交渉を持ちかけるも断られ、日本侵略を恐れて、やむなく日露戦争を開始。南樺太しか得られず。ちなみに、日本もロシアも一千数百万人の韓国人の主権などは、どうでもいいと思っている。 伊藤博文は、満州鉄道とシベリア鉄道との接続を求めて、ロシア勢力下のハルビン駅に行き、友好関係醸成のため護衛を断ったところ、刺殺された。 第一世界大戦で、協商側のロシアでレーニンの革命が起きてドイツと停戦したため、ドイツから強い攻撃を受けたイギリスとフランスが、シベリア出兵を要求。日本は、アメリカと出兵するが、7万人も出兵し、加藤高明が戦後交渉を有利に進めるため撤兵しなかったため、世界から避難され、ロシアの恨みも買う。北樺太の利権のみ得る。 その後、国力が疲弊したロシアは、日本の求めに応じて満州国の存在も否定せず。 松岡洋右が、三国同盟を結んだ上ロシアも加えた4国にし、米英の干渉を押さえようとするが、ヒトラーは日本が米と戦争することでヨーロッパへの出兵を防ごうと考えていた上、ドイツがロシアに出兵し、絶望的に。 ロシアと米英を同時に相手にすることは、不可能なところ、松岡洋右がロシアと中立条約を締結。 陸軍は南方進行を主張し、海軍は北方進行を主張し、両方に進行したため、間延びし、天皇が懸念を示す。 ドイツが勝っていたこともあり、アメリカからの交渉を流した上、石油を得るため、フランス領の南印に進出したら、アメリカが激怒し、日本の財産凍結し、ロシアと連携開始。ロシアはヤルタ会談で、日本への出兵を約束。 7月に原爆が完成し、アメリカは、ロシアの協力が不要になるが、一応関係継続。ロシアの北海道北半分割譲は、拒否。 日本は敗色濃厚で、ロシアに停戦仲介を求めるが、日米の国力低下を望むロシアは無視。 8/6広島原爆投下後、ロシアが8/10日本に戦争開始し、8/11日本はポツダム宣言受諾を決定。 日本が完全武装解除してないとしてー現に抵抗ありーロシアは進行。 シベリア出兵の恨みに加え、人質も必要として、4〜50万人の満州関東軍らを抑留。その前に、満州の日本人に帰って来られても困るところ、韓国と中国からの迫害をおそれ、現地での保護をロシアに求めるも拒否され、むしろロシア軍人に掠奪される。 松岡洋右は、三国同盟同盟は、一生の不覚と悔やむが、判決前に病死。 日本は、ロシアやアメリカと戦争したくなかったが、スパイも少なく、情報不足の中、外国の考えに思いが至らず、外交に失敗し、陸軍と海軍の両方の顔を立てて不合理な妥協戦法により、早期自滅など、学ぶことが多かった。
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