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河川工学者三代は川をどう見てきたのか 安藝皎一、高橋裕、大熊孝と近代河川行政一五〇年
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河川工学者三代は川をどう見てきたのか 安藝皎一、高橋裕、大熊孝と近代河川行政一五〇年

篠原修(著者)

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河川工学者三代は川をどう見てきたのか 安藝皎一、高橋裕、大熊孝と近代河川行政一五〇年

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 農文協プロダクション/農山漁村文化協会
発売年月日 2018/04/03
JAN 9784540181405

河川工学者三代は川をどう見てきたのか

¥3,850

商品レビュー

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2019/05/17

相変わらず、(もうかなりのお歳なのに)もともとは専門でもない河川行政の変遷をよく勉強され、整理されているのだと思った。 日本がどのような経緯をたどったのか振り返り、省み、なんなら「日本の経験を世界に」とか考えてみるに当たっての、よいレビューにもなった。 思いがこもり、手間ひまのか...

相変わらず、(もうかなりのお歳なのに)もともとは専門でもない河川行政の変遷をよく勉強され、整理されているのだと思った。 日本がどのような経緯をたどったのか振り返り、省み、なんなら「日本の経験を世界に」とか考えてみるに当たっての、よいレビューにもなった。 思いがこもり、手間ひまのかかった良書、河川行政にかかわる者は必読。 河川というインフラへの理解(設計者と、河川自身が河川をつくる)。 地域や住民に開けていくプロセスのこと。 環境整備への気付きや迷走や吉村伸一の成功のこと(地域の河川利用に耳を傾ける)。 総合治水(流域治水)、すなわち河道だけで河川は捉えられないということ。 …といったよいエッセンスに満ちている、その点も刺激的。 ダムについて、新たな「自然・人工の風景」をつくるものと述べている。 また「一つの世界を創出したという≪支配感、充足感≫がある」ともいう。 篠原がそのようにいうのをきき、心安らぐ気分がいくぶんかあるなぁとも思うのだ。 そう、ロマンを否定できない、ダムは。

Posted by ブクログ

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