本当にあった15の心あたたまる物語

キャサリン・バーンズ(編者), 岡本千晶(訳者)

• 販売会社／発売会社: 東洋経済新報社
• 発売年月日: 2018/03/30
• JAN: 9784492046098

商品レビュー

2023/06/29

翻訳の文体が平凡なので、情感が伝わらない。そのためせっかくの良い話が魅力ないおしゃべりレベルになってしまっていると感じる。

各ストーリーは魅力的なのだが…

読了35分

2022/11/02

モスとは蛾のこと。
小説家のジョージ.グリーンが、故郷ジョージアで過ごした夜の雰囲気をニューヨークで再現したく、夜外灯に誘われた蛾が飛び交う中で、友人たちが玄関の軒先に集まり、思わず引き込まれそうな物語を夜通し語り合ったことが起こり。
そのイベントはNY中に広がり、大きな会場で開催されるようになった。
ここに収められた15話は、感動を読んだ話をまとめたもの。
有名人から市井の人の人まで、正に人の数だけ物語がある。
最後の「ラストライド」が良かった。
死を目前にした最愛の人の前で、人はどんなことが出来るのか、考えさせられた。

2019/03/21

最初のTHE MOTHって、蛾？と、思ってしまったのだが、15話からなるフィクションにビックリ！
それも、宇宙飛行士のビスの話、ノーベル生理学・医学賞を受賞した家系の話、ミステリー作家の暗号による62年ぶりの再会で、結婚した人。
パラリンピック出場者、ラップの大スター、、、どれもこれも、本当の話なの？と、思わずにはいられない個人の話。

人それぞれ、歩む人生が、違うのだが、今まで、余り自分の人生との比較をしたことが無かった分だけ、衝撃的な告白近い本であった。