商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2018/03/26 |
JAN | 9784309207407 |
- 書籍
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野蛮なアリスさん
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野蛮なアリスさん
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商品レビュー
4
9件のお客様レビュー
読み終わって、少し呆然としてしまった。この気持ちをどう表現していいかわからない。 著者の後書きより…「私は『野蛮なアリスさん』を、目を開けて見る悪夢という形を持つ〈哀悼〉と思って書きました」…悪夢…まさにこの言葉のとおり、この物語には何も救いや希望はない。そして、この物語の匂いま...
読み終わって、少し呆然としてしまった。この気持ちをどう表現していいかわからない。 著者の後書きより…「私は『野蛮なアリスさん』を、目を開けて見る悪夢という形を持つ〈哀悼〉と思って書きました」…悪夢…まさにこの言葉のとおり、この物語には何も救いや希望はない。そして、この物語の匂いまでもがいつまでも私から離れない。 韓国の土地・不動産投機と都市再開発問題、持てる者と持たざる者の格差は、日本人には少しピンとこないところがあるが、韓国文学や映画、ドラマなどでは、背景にこうした問題があることが多い。 特に都市再開発問題についてより深く知りたいのなら、この本とチョ・セヒの『こびとが打ち上げた小さなボール』がおすすめ。
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ものすごい量の罵倒語が出てくるんだけど、作者の「罵るのは、罵るだけの理由があるから」「罵倒語一つ出てこない物語の方が、『野蛮なアリスさん』よりもっと恐ろしい」という言葉が印象的だった。他の作品同様引き締まって一切の無駄がない文体と技巧。こんな文章書きたいな。
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2022.08 文体になじめずしっかりと読めなかったので また機会を改めて読むべきかもしれない 韓国の経済事情が書かれた解説が良かった
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