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キノキノとポキのふしぎなみ 講談社の創作絵本
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キノキノとポキのふしぎなみ 講談社の創作絵本

種村有希子(著者), 種村安希子(著者)

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キノキノとポキのふしぎなみ 講談社の創作絵本

1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2018/03/15
JAN 9784061333451

キノキノとポキのふしぎなみ

¥1,540

商品レビュー

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2024/07/25

 双子の姉妹、種村有希子さんと姉の安希子さんによる絵本(2018年)で、お二人がどのような分担をされたのかは分からないが、相変わらず、デザイン性の高いお洒落だと感じてしまう部分と、色鉛筆による子どもの素朴で普遍的愛らしさとが合わさった絵には、独特な美しさと温かさがある。  特に...

 双子の姉妹、種村有希子さんと姉の安希子さんによる絵本(2018年)で、お二人がどのような分担をされたのかは分からないが、相変わらず、デザイン性の高いお洒落だと感じてしまう部分と、色鉛筆による子どもの素朴で普遍的愛らしさとが合わさった絵には、独特な美しさと温かさがある。  特に前者は、心理描写も兼ねたようなページをめくる度にコロコロと変わる背景の色が、丸い木と三角の木との対照性をより鮮やかにしており、後者は、カバーオールみたいな服に身を包んだ小人の絵が可愛らしくて、更に、優しくて働き者の「ポキ」と、いたずら好きで怠け者の「キノキノ」と、性格も対照的にすることで、お話の後に待つ不思議な出来事の喜びを倍増させる効果もありそうで、こうしたものにとても興味を持つ、子ども心のワクワク感を上手く描写しているなと感じられた。  そして、その不思議な出来事はワタリドリがもたらしてくれて、それは一見、新たな命が誕生するかのような奇跡的光景でありながら、実は決して地表に生えることはないという、悲しき宿命を背負った存在であることにハッとさせられ、寄生という言葉にはマイナスのイメージもあるのかもしれないけれど、ものの見方は様々であることを忘れてはいけない、そんなことを考えさせてくれたが、これまで読んだ有希子さんの作品と比較して、少々ありきたりな展開なのが残念だった。  種村有希子さんと安希子さんが双子の姉妹について、改めて有希子さんのデビュー作である『きいのいえで』を思い出し、そこで感じられた、双子だからこそ分かりうること、双子だけにしか分かり得ないことに対する、真摯な思いは、おそらく御本人と安希子さんの関係性があったから描けたのであろうと感じられて、そこに潜まれた、いつまでも大切にしたいという気持ちは、きっと有希子さんにとって絵本を描き続けていく上で、とても大事なものだからこそ、デビュー作で描いたのだろうと思われた、それは双子の絵本作家お二人自身の魅力なのかもしれない。

Posted by ブクログ

2022/06/28

二本の樹に宿った、小人の話。2人の小人の性格の違い、樹の違いが対比的に描かれていて、そこに自然のハプニング。小人のかわりゆく姿が色鮮やかに可愛らしい絵で描かれていて個性的で面白い絵本だと思う。

Posted by ブクログ

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