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ホモ・ルーデンス 文化のもつ遊びの要素についてのある定義づけの試み 講談社学術文庫
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ホモ・ルーデンス 文化のもつ遊びの要素についてのある定義づけの試み 講談社学術文庫

ヨハン・ホイジンガ(著者), 里見元一郎(訳者)

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ホモ・ルーデンス 文化のもつ遊びの要素についてのある定義づけの試み 講談社学術文庫

1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2018/03/16
JAN 9784062924795

ホモ・ルーデンス

¥1,870

商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

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2026/05/23

序盤は体系的でおもろかった 後半は著者が深掘りおもれーーってなってるところについての具体例だったり語源エピソードだったり分析を列挙されてる感じで、たまに興味を惹かれるものがあるくらい 様々なinsightはあった 単純明快にスッキリと全てを説明してくれるような本ではないからこそ...

序盤は体系的でおもろかった 後半は著者が深掘りおもれーーってなってるところについての具体例だったり語源エピソードだったり分析を列挙されてる感じで、たまに興味を惹かれるものがあるくらい 様々なinsightはあった 単純明快にスッキリと全てを説明してくれるような本ではないからこそ、色々と広がる世界があった 直接的な答えをすぐ得ることを求めて読むのに適した本というよりは、新たな面白い問いを得る本であり、答えに近づくための予想していなかったルートの存在に気付かせてくれる本である。 ーーー以下、個人的読書メモのコピペーーーー 遊びの第一の主要特徴 遊びはすべて、何よりもまず自由な行為だ。 命令された遊びは、もはや遊びではあり得ない。 遊びは自らそこへ余分に付け加わったものであり、衣装のようにその上に纏えるものだ。 子供も動物もそれが楽しいから遊ぶのだ。そして、そこに自由がある。 遊びはいつ何時でも延期できるし、中止もできる。 それは肉体的要請によって課されるものではなく、なおさら道義的義務によって課されるものでもない。遊びは仕事ではない。 ただ遊びが文化的機能となった時はじめて第二義的に、当為とか、任務とか、義務とかいった概念との結びつきに縛られるようになる。 第二の主要特徴 遊びはありきたりの生活でも本来の生活でもなく、そこから一歩踏み出して独自の性格を持った活動の仮構の世界に入るのが遊びだ。 ありきたりの世界からの一時的な脱却 生活から遊離した遊びは必要や欲求の直接的満足を求める生活過程の圏外に立つ 遊びはそれ自体だけで完結する一時的行為として生活過程の中に割って入り、行為すること自体に含まれた充足感のゆえに行われる。 →そういう形で立ち現れ、繰り返されることで生活の一部となる。 →アーレントのaction, アリストテレスのポエーシス 第三の主要特徴 場所的、時間的限定性 ある定められた時間と場所の範囲内で完結する。 そしてそれが繰り返される。 遊び場の中では独自の、絶対的秩序が支配する。 ルールがある。 ごっこ遊び、空想、旅、異国文化の趣味 慣れ親しんでいないものに魅力を感じる人類共通の心理学的セオリーがありそう。 「ありきたりの世界」からの脱却、刺激 personal insights 遊びとは、動き回る余地である? アソビを持たせておく(日本語) 「金本位制に残された余地がこんなに少なくなっては、金本位制も遊んではいられない」(オランダ銀行頭取) 遊びを面白くするもの 予測不可能性、振れ幅≒「アソビ」そのもの 100点が絶対取れてしまう程度のレベルのテスト、結末もトリックも知った上で見る推理ドラマはそこまで面白くない それはすなわち「新規性」の獲得でもあるのか。「ありきたり」からの脱却。 映画を何度も繰り返し見るオタクは毎回新しい感動を受け取っている。 キャラクターの細かい仕草やcinematographyのディティールを新しく発見したり、もしくは脳内の解釈を再編成する形で新規性を獲得している。 自己の世界の拡張。 いかに新規性を感じられるかは個々の解像度と感性にかかっている。 他者との会話が面白いのも、予測不可能性や新規性にある。 遊びには指向性がある?ルールの話 ルール(価値観、世界線)を共有していないと楽しくない 「ある馬が他の馬より速く駆けることは承知しています」競馬に対して ルーレット盤にかけることと、株取引をすることの間の差は何か? それに生存を頼ってしまうと、自由で行為そのものに意味がある営みからはずれてしまう。 ポトラッチ 犠牲と破壊による優位性の誇示 気前のよさ、かける気持ちの証明? 面白い!かぐや姫やスフィンクス、たのきゅうの話のように、謎かけに命や人生を賭ける行為があった 命懸けの遊び 詩作がものすごく重要な能力だった時代と社会がある それこそ、その能力によって社会的地位や生活を認められるくらいに Inferiority, superiorityって本当に時代と環境次第すぎる!絶対的なものなどない

Posted by ブクログ

2026/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

古典である。半世紀前に読んだ記憶はあるので再読である。裁判や戦争や国会での議論も遊びということでくくっている。日本の俳句も一部引用している。学生は読んでみてもいいだろう。

Posted by ブクログ

2025/05/12

「遊び」の精神性。動物は遊ぶことができるという意味で超論理的であり機械仕掛け以上の存在たり得る。遊びとは何なのかに向き合った本。儀式、信仰、戦い、演奏、愛との関係。その起源と語源。各種言語における遊び。日本語においても〜遊ばせなどの表現があるが、そういった細かいところの文化的・思...

「遊び」の精神性。動物は遊ぶことができるという意味で超論理的であり機械仕掛け以上の存在たり得る。遊びとは何なのかに向き合った本。儀式、信仰、戦い、演奏、愛との関係。その起源と語源。各種言語における遊び。日本語においても〜遊ばせなどの表現があるが、そういった細かいところの文化的・思想的背景まで触れられている。真面目との対立性。歴史的に「遊び」として捉えられる人々の行いを多く挙げ、その精神性に迫っている。大抵、人の命を賭けたりするものも含まれていて遊びの概念の広さを感じる。哲学すら遊びの概念から生まれたと見ることもできる。18世紀以降の遊びの地位向上、19世紀以降のスポーツの発展。そして現代における遊び。現代の遊びに括られるものは、昔の文化や儀式の概念と密接に結びついた「遊び」から精神性が抜け落ちてしまったもの。うーん、長い。

Posted by ブクログ

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