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ITロードマップ(2018年版) 情報通信技術は5年後こう変わる!
2,860円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2018/03/09 |
JAN | 9784492581131 |
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ITロードマップ(2018年版)
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ITロードマップ(2018年版)
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
毎年刊行される『ITロードマップ』。昔の版では、「情報技術マップ」と呼ぶ線表をこの本でリリースしていたが、2017年度版よりなくなっている。いつの頃からか、企業IT系に強かったものが、より社会一般に影響を与えるIT技術を中心にするようにシフトしていっている。 少し前では『クラウド...
毎年刊行される『ITロードマップ』。昔の版では、「情報技術マップ」と呼ぶ線表をこの本でリリースしていたが、2017年度版よりなくなっている。いつの頃からか、企業IT系に強かったものが、より社会一般に影響を与えるIT技術を中心にするようにシフトしていっている。 少し前では『クラウドの衝撃』『ビッグデータの衝撃』や最近では『FinTechの衝撃』でも名前を知られている城田真琴さんが2016年度版より執筆者代表になっている。すっかりNRIの顔の一人だ。 『ITロードマップ』はその2016年度版より、同じNRIから出版されている『ITナビゲータ』より遅れて毎年年度末に近い3月に出版されるようになったようである。昔は同時期に出版されていたが、社内リソースの関係もあるのだろうか。『ITナビゲータ』よりも技術的な動向を追いかけるということになっているが、現状はそこまで明確に技術と実用ということで現実がわかれているものではない。ただ『ITロードマップ』の方が編集者の好みによる差が大きいような気がする。昔はもう少し企業ITの分野の記載が多かったが、今回の2018年度版ではより一般的な社会のIT技術の進展に重きが置かれている。 『ITロードマップ』では毎年5年後の重要技術を5つ取り上げている。昨年の2017年度版では、「人工知能(AI)」「チャットボット」「VR(仮想現実)・AR(拡張現実)」「ペイメント2.0」「APIエコノミー2.0」となっている。さらに一年さかのぼって2016年度版では、「人工知能」「IoT(Internet of Things)」「ウェアラブルコンピューティング」「カスタマー・エクスペリエンス」「APIエコノミー」である 2018年度版で取り上げられた5年後の重要技術は、「人口知能(AI)」「AIアシスタントデバイス」「エンタープライズ・チャットプラットフォーム」「VR(仮想現実)・AR(拡張現実)」「量子コンピュータ」となっている。AIが直近3年続けて重要技術の中に入っているとともに、「AIアシスタントデバイス」「エンタープライズ・チャットプラットフォーム」も言ってみれば、AIの適用領域と言うことができる。さらに、「複合的なITの活用による新サービスの可能性」というのを毎年一章を割いて提案をしているのだが、「金融xAI(人口知能)」「ロボ・アドバイザー2.0」「マーケティングxAI(人工知能)」となっていてすべてAIが絡んでいると言える。技術ロードマップとして「AI」が占めるポジションは、その他の技術とは一線を画して重要であるというのが、そこに込められたメッセージであるように思える。「量子コンピュータ」が5年後の重要技術なのかというとブロックチェーンや5Gなど他の技術を挙げることもできそうだが、それは5年後を待つことにしよう。ブロックチェーンやそもそものブロックチェーンとの関係においてコンピューティングパワーの問題は非常に重要になる可能性があることは確かである。いずれにせよセキュリティはひとくちにセキュリティといってはカバーできない様々な課題があり、デジタル社会における大きな課題である。 本書では今後5年間の重要技術トレンドとして、次の5つを挙げる。いずれも重要な流れである。こうやってトレンドを見える形でまとめてくれるのが、こういったトレンドフォロー型のアニュアルの書籍の持つ価値だ。 ①ユビキタスAIの到来 ②音声インタフェースの普及 ③ホワイトカラー業務の自動化の進展 ④エッジコンピューティングの台頭 ⑤データサイエンスの民主化 この後の社会変化への影響を考えると①を無視することは当然ながらできない。②の音声インタフェースがGoogle HOMEやAmazon EchoなどのAIスピーカーだけに留まらないというのも重要なポイントである。そのために企業はVUI (Voice User Interface)を習得するべきであるという指摘も重要だ。特に様々なコンテキストを理解した上で応答することがVUIの肝になるかもしれない。④はリソース最適化の問題だ。①や②の流れとも関係をしてくる。技術的には追いかけるべき課題でもある。⑤は個人情報の利用と権利の問題というより大きなコンセプトによって語られるべき課題でもある。データ解析により何を得ることができるのかをこの先何年かの間に知ることになるのだろう。
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調査資料と思えば2600円は激安。調査資料買ったら単価100倍ですよ。 今年はAI、量子コンピューター、拡張現実、ブロックチェーンあたりがメイントピック。 個人的にはAPI セキュリティが面白かった。
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