商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白泉社 |
発売年月日 | 2018/03/05 |
JAN | 9784592217305 |
- コミック
- 白泉社
かげきしょうじょ!!(5)
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かげきしょうじょ!!(5)
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
さらさちゃんが主人公だけど、それ以外のメンバーもしっかり描かれていて面白い。 舞台人になることが決まっている彼女たちにとって仲間でありライバルである同期生との絆が、競い合いながら太くなっていく姿が美しいです。 こういう青春を目指すきっかけの扉は親や周囲の大人たちが開いてくれるわけ...
さらさちゃんが主人公だけど、それ以外のメンバーもしっかり描かれていて面白い。 舞台人になることが決まっている彼女たちにとって仲間でありライバルである同期生との絆が、競い合いながら太くなっていく姿が美しいです。 こういう青春を目指すきっかけの扉は親や周囲の大人たちが開いてくれるわけで、やはり親ガチャって当たりのほうが良いよね…。マジで。
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イレギュラーの多い100期生に訪れた次なる波乱は文化祭での寸劇。本来は99期生の晴れの場。そこで100期生に見せ場が有ると成れば学校中がざわついてしまう それは99期生により緊張感を持たせ、オーディションに華を添える事態となっているね ただ、さらさはまだ自分の個性を活かした演技...
イレギュラーの多い100期生に訪れた次なる波乱は文化祭での寸劇。本来は99期生の晴れの場。そこで100期生に見せ場が有ると成れば学校中がざわついてしまう それは99期生により緊張感を持たせ、オーディションに華を添える事態となっているね ただ、さらさはまだ自分の個性を活かした演技を掴めていないし、愛だって他を押しのける実力を持っているわけではない オーディションがあるからといって一足飛びに栄光を掴めるわけではなく、このオーディションに挑む為の調整も一つの試練となっているのはまだ学ぶ事の多い予科生ならではの光景だね 最初の問題は自分がどの役に立候補するのかという点。受かり易さを考えればさらさの場合は嫌なイメージのないロミオだったのだろうけど…… ここで敢えてリベンジを狙うさらさの姿は格好良いね 格好良さの一方でそれは茨の道を選んでしまったということでも有る。ティボルトの役作りで早速迷走するさらさの百面相は面白い まあ、本人は至って真面目だしティボルトがどのような日常を送っているかという点については淀みなくすらすらと出てきていたのだから、さらさに必要なのはティボルトが死の間際に何を考えていたのかを知ることだけ その天啓を暁也が齎すのは良い意味で予想外に満ちた展開 さらさから歌舞伎を奪い取る形になった暁也は言ってしまえば恋敵。でも、奪われた物への羨ましさは有っても単純な憎しみというわけでもないんだよね これはさらさが、さらさだけの演技を手にするきっかけとなりそうだ そして始まるオーディションはちょっと頑張ればチャンスを物にできるというタイプではなく、教師陣が見守る本格的な形。予科生にとって慣れぬプレッシャーに晒される場 そこで愛は冷静な見た目と裏腹に妙な方向へパニックになっていたのは面白かったな。あの局面で「恋ってSFなの!?」と思考が右往左往している愛は何時にない姿 このパニック状態なら何にも辿り着けずチャンスを手に出来なかったのだろうけど、ここで愛を導くのがさらさの幻想であった点は印象的 愛は恋を理解したわけではない。それでも綺羅星のように輝き続けるさらさに焦がれる気持ちを知っている。それは恋でなかったとしても、恋に並び立つ感情には違いない この急場で愛は一皮むけたようだね 今回のスピンオフは聖が主役ですか 彼女は序盤から嫌味ったらしい先輩として登場しているけど、一方で紅華の先輩らしい一言も度々授けてくれているんだよね。また、その嫌味が陰に籠もるようなものではないという点も特徴的な人物だった そんな彼女の高校時代は良い意味で普通の女子高生。悪い意味で特徴が見えない 人より幾らか可愛い、頻繁に稽古の予定を入れている。また、注目の的では有るもののグループを引っ張るタイプでもない この頃の聖は集団に溶け込む努力はしつつ、尖ること無く自分の譲れない部分を保持している印象だね。 制服姿でこちらに笑顔を向けつつ友人とは背中合わせな様子の扉絵はそれを如実に表しているかのよう 一応はグループに溶け込もうとしていた聖がやらかしてしまった失敗 チョ子に明かした紅華への夢。これで周囲にバラされたのが夢の部分だけであれば、聖も自分が愚かだったと反省する程度で済んだのだろうけど、チョ子は聖どころか紅華もバカにするような発言をした また、悠太も環境に溶け込めないが故の迫害を受けていた そうなれば、大好きを尊ぶ聖の世界を穢した嫌いな人達なんて気にする必要がない。何があろうと夢に向かって進み続けるしか無い 自分や大切な人たちの大好きを守るために紅華のトップを目指す揺るぎない乙女、聖の原点が見えるエピソードだったね
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※このレビューにはネタバレを含みます
お風呂に入りながらおしゃべりしている様子が可愛らしい。 みんな仲良しで微笑ましい。 愛ちゃんのさらさに対する的確なアドバイスと、 「もう一度さらさのロミオが見たい」という言葉にきゅんとした。 個性を追求しすぎると押し付けがましくなる 大切なのはいかに役に寄り添えるか 個性とは役者本人から滲み出るもの 愛ちゃんのお母さんは、お母さんとしてはわからないけれど 女優さんとしてはしっかりした人で、それは娘の目から見てもそうだったのだろうなと思えた。 親身になってアドバイスしつつもモジツンな愛ちゃんが可愛くて堪らないし 「そんなティボルトの朝は何時から始まりますか」 という設問がとても良い。 役作りのことを二次創作扱いするのがさらさらしくて笑ってしまうが 愛ちゃんの言葉をきかっけに自分の思うティボルトについて考え、 暁也が羨ましくて一瞬暁也くんも歌舞伎ができなくなればいいのにと思ったことがあることに 思い至る。 どんなティボルトを演じてくれるのか楽しみだ。 愛ちゃんは自分の感情を外に出すのがへたくそなだけて 頭の中では高速回転している、と、愛ちゃんがさらさを理解するように さらさも愛ちゃんを理解してくれているのが素敵だ。 愛ちゃんの「恋ってSFなの!?」というモノローグに笑ってしまいつつも 恋心はまだわからないしこれから知る時が来るのかも自信がないけれど さらさとの出会いは宝物で、さらさと一緒に銀橋を渡るためには何一つ諦めてはいけない と決めた愛ちゃんのお芝居が開花する様子がとても美しかった。
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