商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2018/02/21 |
JAN | 9784532171452 |
- 書籍
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一身二生 吉宗の遺言
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一身二生 吉宗の遺言
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
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伊能忠敬の生涯。地図のための測量に出発したのが56歳という恐るべき年齢であった事が驚きてある。地方を束ねる豪農の名主として、暦学の夢をいったん脇に置き、伊能忠敬なしに村の仕置きはなるまあとまでに精進する。 伊能忠敬は、隠居してから、夢である暦学を志し、正確な日本総図を隠居後に仕上げてしまう。 まさに、一身ニ生。人は情熱あれば、いつからでも成し遂げる事ができるのだ。遅すぎるという事はない。
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2019.6 井上ひさしの百万歩の男とは調子は違うが、心に響くいい小説だった。一身二生、初めて見る言葉。50代後半の私の胸に刻んでおきたい。
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伊能忠敬が全国を歩測しに地図を作ったことは知っていたが、改めて彼の暦学に対する情熱を知った気がする。 生涯の師となる天文学者・高橋至時との出会いなど、とても興味深く読めた。 このまま大河ドラマにとなると思って、ググってみたら、伊能忠敬を題材にという動きはあるものの、今だ実現には至...
伊能忠敬が全国を歩測しに地図を作ったことは知っていたが、改めて彼の暦学に対する情熱を知った気がする。 生涯の師となる天文学者・高橋至時との出会いなど、とても興味深く読めた。 このまま大河ドラマにとなると思って、ググってみたら、伊能忠敬を題材にという動きはあるものの、今だ実現には至っていないよう。確かに現代に歩測する風景をロケするのは難しいだろうが、本著のような切り方ならば、ドラマ化も可能かもしれない。 改めて、コンピューターなどなかった時代に、真理を求める熱量に感服する。
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