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私はすでに死んでいる ゆがんだ〈自己〉を生みだす脳
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私はすでに死んでいる ゆがんだ〈自己〉を生みだす脳

アニル・アナンサスワーミー(著者), 藤井留美(訳者)

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私はすでに死んでいる ゆがんだ〈自己〉を生みだす脳

2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 紀伊國屋書店
発売年月日 2018/02/15
JAN 9784314011563

私はすでに死んでいる

¥2,420

商品レビュー

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2024/04/25

[鹿大図書館・冊子体所蔵はコチラ] https://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB25616199 [鹿大図書館学生選書ツアーコメント] 「先生、自分は死んでいると話す患者さんがいます。すぐに来...

[鹿大図書館・冊子体所蔵はコチラ] https://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB25616199 [鹿大図書館学生選書ツアーコメント] 「先生、自分は死んでいると話す患者さんがいます。すぐに来てください」 私たちはどのようにして自分のことを自分であると認識しているのでしょうか? 私の右手は私の手であると、異物感を感じずに―骨折したときにつけるギプスのように、この小指は私の体にくっついているだけで私の体ではない!、という感覚を感じずに―分かるのは何故でしょうか? この本では、様々な精神疾患の症例を挙げながら「自己」という感覚について記載し ております。 症例の一つ一つが具体的で分かりやすく書かれており、とても読みやすい一冊となっております。 読了すれば、時に強くもあり、時に弱くもある「自己」を、一層愛おしく感じるようになるでしょう。

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2023/06/16

たまたま手にとって550円で買った本にしては大当たりだ。ちなみに北斗の拳とは、全く関係のない本だった。 「我思う故に我あり by デカルト」がいかに時代遅れかということを、「自己とは何か?」という問いに対する脳神経科学と哲学との対話から解説していく。 「我ら思う故に我らあり by...

たまたま手にとって550円で買った本にしては大当たりだ。ちなみに北斗の拳とは、全く関係のない本だった。 「我思う故に我あり by デカルト」がいかに時代遅れかということを、「自己とは何か?」という問いに対する脳神経科学と哲学との対話から解説していく。 「我ら思う故に我らあり by 氣志團」が、言い得て妙なのではないかと改めて思い直された。

Posted by ブクログ

2022/02/24

コタール症、認知症、身体完全同一性障害、統合失調症、離人症、自閉症スペクトラム障害、体外離脱、ドッペルゲンガー、恍惚癲癇を神経科学の知見をベースに、精神医学や哲学の視点にも留意しつつ「自己とは何か」を追求した本。とても興味深く読みました。「自己」というのはとても微妙で、少しでも齟...

コタール症、認知症、身体完全同一性障害、統合失調症、離人症、自閉症スペクトラム障害、体外離脱、ドッペルゲンガー、恍惚癲癇を神経科学の知見をベースに、精神医学や哲学の視点にも留意しつつ「自己とは何か」を追求した本。とても興味深く読みました。「自己」というのはとても微妙で、少しでも齟齬があれば簡単に揺らいでしまう。読んでいて衝撃的だったのは自分で自分のことを「死んでしまった」と言い張るコタール症や違和感のせいで四肢の切断を望む身体完全同一性障害。私も以前、自分の左脚が自分のものだと感じられなくなる症状があり、医師から「脚を切断しようとしないでね」と言われたことがあった。私の場合は投薬で症状が落ち着いたものの、症状が重くなると身体完全同一性障害のようになるのだと改めて知った次第。非常に面白かったです。

Posted by ブクログ

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