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犠牲者120万人 祖国を中国に奪われたチベット人が語る侵略に気づいていない日本人
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犠牲者120万人 祖国を中国に奪われたチベット人が語る侵略に気づいていない日本人
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『#犠牲者120万人 祖国を中国に奪われたチベット人が語る 侵略に気づいていない日本人』 ほぼ日書評 Day836 国旗を掲げることが認められない "国" がある。わが国のことではない。ダライ・ラマでも知られるチベットのことだ。 第2次世界大戦後、国際...
『#犠牲者120万人 祖国を中国に奪われたチベット人が語る 侵略に気づいていない日本人』 ほぼ日書評 Day836 国旗を掲げることが認められない "国" がある。わが国のことではない。ダライ・ラマでも知られるチベットのことだ。 第2次世界大戦後、国際社会からも独立国として認められていたこの国を、中華人民共和国(中国共産党)が権力を握った後に、人民解放軍による武力侵攻を受け併合されるに至った。 タイトルにもある「犠牲者120万人」というのは、この時期の弾圧により命を失った人の数であるが、これは「チベット民族」とされる総人口600万人の実に1/5に相当する数だ。 著者は幸運にもそれらの難を逃れ、幼少期から日本に留学することができたのだが、昭和30年代の日本を知る彼は、現在の日本が進む道の先に自国の来し方が重ねて見えるとし、強い危機感を表明する。 本書の結論は、やや精神論に過ぎ現実的でない側面もあるが、そうした危機感の背景となる歴史的事実は、我々もしっかりと認識しておく必要があるだろう。 そしてあらためて「国を失うという事は、その国のために命をかけた人々を弔うこともできなくなるということだ。このことを、日本の人たちには絶対に忘れて欲しくない」という一節を深く肝に銘じたい。 https://amzn.to/3PrJXdz
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チベット人ペマ・ギャロポ氏による著書。 果たしてこの平和ボケした日本に、チベット人が、いかに中国に侵略され、祖国を追われたのかを正しく理解している人が如何程いるのであろうか。 本書を読んでいると、単にチベットの悲劇、中国の危険性を紹介するだけでなく、まさに日本人が考えなければ...
チベット人ペマ・ギャロポ氏による著書。 果たしてこの平和ボケした日本に、チベット人が、いかに中国に侵略され、祖国を追われたのかを正しく理解している人が如何程いるのであろうか。 本書を読んでいると、単にチベットの悲劇、中国の危険性を紹介するだけでなく、まさに日本人が考えなければならない国防、国としての立脚点、国家意識、戦略、国家観、真の国際感覚、教育など多方面において日本人以上に考えており、その言葉には傾聴以上の価値がある。 こうしている間にも、中国は協力者を作り、スパイ活動を行わせ、海外にも拠点を作り、サイバー攻撃を行ったりと巧妙なる手で忍び寄ってきているという危機感を持たなければならない。 日本という国を失わないためにも。
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不勉強は、罪だとつくづく感じた。 ざっくりと、チベットは中国に併合された、今も抵抗運動が続いている、程度の認識しかなかった。 著者が祖国を追われ来日して、日本が日本らしさを失なう過程を体験し、日本人以上に日本の行く末を案じている書。 戦前古くからあったチベットと日本との交流...
不勉強は、罪だとつくづく感じた。 ざっくりと、チベットは中国に併合された、今も抵抗運動が続いている、程度の認識しかなかった。 著者が祖国を追われ来日して、日本が日本らしさを失なう過程を体験し、日本人以上に日本の行く末を案じている書。 戦前古くからあったチベットと日本との交流や大東亜会議の意味を再定義している。また、戦後から現在の日米、中国とチベットの歴史を検証した上で、60年代の思い出と共に日本人よりも日本人的な目線で古き良き日本が失われていくのを憂い、国際社会においてこれから進むべき日本人のあり方を説いている。 もっとチベット問題が知りたくなった。
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