逆境のリーダー ビジネスで勝つ36の実践と心得

大塚明生(著者)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2018/01/26
• JAN: 9784087860948

商品レビュー

2020/05/18

・プロセスを宣言する有言実行
・戦略、戦術、標準化
・小さな案件、中くらいの案件、絶対に大切な案件に分ける。絶対に大切な案件以外は、部下に任せることも必要。
・PDCAが単なる試行錯誤に陥らないために、緻密な仮説づくりと、仮説との照合を怠らない。

2019/09/12

住友信託銀行で長年経験を積んできた著者が小さな組織や逆境という環境でいかに結果を出していくかを書いた一冊。

本書を読んで著者のリーダー論について深く理解することができました。
リーダーとして大事なのは孤独に耐え、決断力の重要性を感じました。
また、事業戦略においても資料を成約のための導線にすることや成功や失敗のたびに勝因と敗因を徹底的に分析するなど同社が大企業と互角に戦えたのは付加価値を付け、ブランドとして認知されるための企業努力を行ってきたことがあると感じました。
適材適所で個々人の力を最大限に発揮させることや上司と部下の実行責任と選任責任を明確にすることなどマネジメントや組織運営においてキモになる部分を学ぶことができました。

そんな本書のなかでも仮説に重点を置いたPDCAの方法については勉強になりました。

実績を上げ仕事の醍醐味を感じるために必要なことがたくさん書かれていると感じた一冊でした。