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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/01/12 |
JAN | 9784062209144 |
- 書籍
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九十八歳になった私
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九十八歳になった私
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商品レビュー
3.8
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「生きて老残の姿を晒すの。それに堪えて生きるの。滑って転んで骨折って、ヨタヨタレロレロになって生きるの。そういう自分に堪えるの。それが人生なの」p183 橋本治さんが実年齢より30歳かさ増しして、98才になったつもりで書いた近未来空想科学私小説! コロナ禍の日本そのままのようで...
「生きて老残の姿を晒すの。それに堪えて生きるの。滑って転んで骨折って、ヨタヨタレロレロになって生きるの。そういう自分に堪えるの。それが人生なの」p183 橋本治さんが実年齢より30歳かさ増しして、98才になったつもりで書いた近未来空想科学私小説! コロナ禍の日本そのままのようで、笑い事じゃないのに何度も笑ってしまった。 今年はまた「任期満了」で「衆議院選挙」です。 ロボット君に取材してもらいたかった。ご冥福をお祈りします。
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★想像老人小説の技★桃尻娘の次に読んだのがこれなので差がありすぎるが、うまいなあ。30年後、98歳になったときをイメージしたエッセイ風小説。思うように動かない身体、混濁する記憶、食べ物への妙な執着、誰かに格好をつける文章、面倒くさがりながらも生きていることを拒むわけではない、そん...
★想像老人小説の技★桃尻娘の次に読んだのがこれなので差がありすぎるが、うまいなあ。30年後、98歳になったときをイメージしたエッセイ風小説。思うように動かない身体、混濁する記憶、食べ物への妙な執着、誰かに格好をつける文章、面倒くさがりながらも生きていることを拒むわけではない、そんな飄々とした表現にうなる。過去の出来事は覚えていて、それが団子のように串刺しになっているだけで他人の時系列とはつながらない。30歳下でも70歳というのはシュールだなあ。
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まわりから見て年寄りでも、本人はきっとこんなふうにチカラ強い思考を生きているのだろう。98歳の橋本さんに会いたかった。
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