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3ステップで実現するデジタルトランスフォーメーションの実際 日本企業に対する新たな処方箋
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3ステップで実現するデジタルトランスフォーメーションの実際 日本企業に対する新たな処方箋

ベイカレント・コンサルティング(著者)

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3ステップで実現するデジタルトランスフォーメーションの実際 日本企業に対する新たな処方箋

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日経BP社/日経BPマーケティング
発売年月日 2017/12/01
JAN 9784822257552

3ステップで実現するデジタルトランスフォーメーションの実際

¥1,980

商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2020/11/09

実際に自分でDXを進めようとした場合の、具体的な行動が記載してある。 これから組織を作り、デジタル人材育成を直轄で行おうとしている自分には、非常に参考になる教科書のような内容でした。

Posted by ブクログ

2020/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

OXFに行って、これまで自分自身が蓄積してきた経験や知識が、すでに陳腐化している事を痛感。スキルセットを自分自身を今の時代に合わせたものに変革し進化していくための集中キャンペーン中、まずは現代の経営課題としてESGと並びトップ項目に上げられるデジタルトランスフォーメーションについて学ぶ。 Amazonのレビューが比較的高評価である一方で、具体性がないという指摘が多数あった通り、具体性がない。著者は、ベイカレントというコンサルティング会社であり、おそらく具体的な事例については大人の事情で書けないのか、もしくは総論を本で読んでもらい、具体案についてはコンサルティングでお金を取るという意向なのかはわからない。 本書は、日本企業での導入を念頭にDXについて語られている。まずは、第1章を現代の経営を取り巻く経済、社会、テクノロジーの凄まじい変革について、それに伴う経営におけるDXの必要性について語られている。DXは競争の為の差別化といったレベルの話ではなく、生存の為の必須条件である。では、と言う事で以降、DXの専門組織をつくる必要性について語られているが、一方で、その次には、彼らの経験値として、既存組織とのあつれきや妨害、トップの理解不足やコミットメントの不足、担当者の育成困難、外部人材が活躍できない、などそもそもDX以前の問題によってそれが成し遂げられないジレンマについてかなりのボリュームが割かれている。 DXはIT技術であるが、日本企業のITは、前提として業務改善の為に作られた組織であるために、目の前の日常業務をこなすのに程一杯で、雲をつかむようなDXに時間とリソースを割けないという。では、と、外部人材を登用しようにも、年功序列賃金などの硬直的な人事制度に阻まれて採用が頓挫したり、採用できたとしても、縦割り文化で外部の人材が独創的な発送を持ち込む事を受け入れる企業文化がなかったりと、そもそもに日本企業が抱えている経営上の問題が障害となってしまうという。一言で言えば、経営の問題、すなわち経営者の問題という事になるだろう。海外企業がDXにおいて先行しているのは、この日本的な人事や組織の問題が密接に関連している。 書中にも紹介されているが、シリコンバレーにオフィスを構えている日本企業は2016年で770社あるという。その多くは情報収集の目的であり、現地のスタートアップ企業にいち早くコンタクトをとってあわよくば出資したり協業したりする事を目的としているらしいが、日本企業は現地に裁量が与えられていない場合も多く、スピードが遅いため、現地企業では煙たがられていたり、無視されているという。すでに、企業変革の必要性は待った無しであり、この有様では、ただでさえ後塵を拝している日本は、より競争上厳しい状況に追い込まれるだろう。組織、人事問題は経営上の最重要課題であるという事がここでも明らかになるし、いつまでも改善されず、また改善される期待も起きない。 日本企業にDXを導入する上で、一つ切り口となりそうなのが、彼らは業務改善に関する取り組みには意欲が高いと言う事である。カイゼン活動など、日本企業が得意であり組織・文化的にも受け入れられやすい切り口であるのであれば、それを活用しない手はないであろう。しかし、やはりここでも目的は業務改善ではなく、事業活動のデジタル化である事を忘れてはならない。 具体的に、DXを導入するにあたって3つのステップを踏むことが提案されている。 1. デジタルパッチ:既存のサービスに適用できるデジタル技術を実装 2. デジタルインテグレーション:リアルとデジタルを垣根なく融合、カスタマーエクスペリエンスの向上 3. デジタルトランスフォーメーション:ビジネスモデルや収益構造までも変革 何にせよ、肝要なのはまずやること、しのご言わずに一歩踏み出すことであろう。本書のあとに、GEの事例について読んだが、既にアメリカ勢から比べると日本企業は周回遅れである。平成の失われた30年どころか、令和までも失われないよう、経営者や産業界の思い切った動きと決断が必要だろう。

Posted by ブクログ

2019/02/07

デジタル化の状況、日本企業の課題、日本企業がデジタル化を成功させるためのポイントを簡潔に整理してある本。 企業・組織・人材の「融合」と、顧客志向に立った「CX」が鍵。 実行する為には「デザイン思考」を取り入れ、情報収集(知る)⇒ビジネス化(考える)ではなく、アイデア創出(考える)...

デジタル化の状況、日本企業の課題、日本企業がデジタル化を成功させるためのポイントを簡潔に整理してある本。 企業・組織・人材の「融合」と、顧客志向に立った「CX」が鍵。 実行する為には「デザイン思考」を取り入れ、情報収集(知る)⇒ビジネス化(考える)ではなく、アイデア創出(考える)⇒試す(知る)の流れにプロセスを変える必要がある。アイデアの量を出すために、飛んだ発想、視点を変えることも必要。 どう「遊ぶ」かという視点、カサンドラの予言・・・、エッセイとして面白い話題もあった。

Posted by ブクログ

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