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オプエド 真実を知るための異論・反論・逆説
1,430円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2017/11/01 |
JAN | 9784046021663 |
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オプエド
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オプエド
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「ウィキペディアにもオプエドはなかった、日本語では」と主張しているが、疑問がある。 いつの時点を指しているかというと、文脈上は著者がネット番組を始める2014年ころだろう。ウィキペディア日本語版に「Op-ed」の項目ができたのは、2011年4月10日になっている。日本語の読みが「...
「ウィキペディアにもオプエドはなかった、日本語では」と主張しているが、疑問がある。 いつの時点を指しているかというと、文脈上は著者がネット番組を始める2014年ころだろう。ウィキペディア日本語版に「Op-ed」の項目ができたのは、2011年4月10日になっている。日本語の読みが「オプイド」になっていたが、そんな些細なことで、「オプエド」がなかったと主張するのだろうか。ファクトチェックでいえば、事実とはいえない。自分を偉大にみせようとして、ずいぶん事実を歪曲していないか。 「Op-Ed」を社説への反論という意味での具体例として、ニューヨークタイムズにおけるイラクに大量破壊兵器はあったかどうかの事例を提示しているが、これは「意見対立」なのか?「意見」ではなく、「事実」の問題ではないのか。 本書で、自分の「スクープ」の第一に、トランプ大統領と安倍首相のゴルフ映像を挙げるが、どういう歴史的意味のある映像なのか主張もせず、単に海外メディアに映像が売れたということしか書いていない。 米大統領選で、トランプ勝利以前からトランプ選対に取材に通っていたというのは重要だったとは思う。しかし、祝勝会で「ファミリーと乾杯までした」とか、冗談交じりだとしても「トランプ陣営のメンバーですから」と発言するとか、トランプの日本メディア対応のマネージャーを気取ったりとか、政治との距離の取り方はジャーナリストとして適切なのか。 その後の著者の政治ブローカー的な動きをみても理解に苦しむ。
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「ろくに調べずに書く」のではなく、「全く取材せずに書く」のが日本のマスコミの常識であること。 とんでもないことが、当たり前になっていることを、上杉さんはずっと説明しています。 ニュース、話題の解説を、テレビでできるように仕上げるのが池上彰さんであるとしたら、ニュースを作る仕組...
「ろくに調べずに書く」のではなく、「全く取材せずに書く」のが日本のマスコミの常識であること。 とんでもないことが、当たり前になっていることを、上杉さんはずっと説明しています。 ニュース、話題の解説を、テレビでできるように仕上げるのが池上彰さんであるとしたら、ニュースを作る仕組み自体を解説し、それがテレビで絶対ながれない形に仕上げるのが上杉さん、といえるかもしれません。 今でも嘘つきよばわりされ続け、まともに取り合う人は、炎上したり嘲笑されたり。一方、池上さんは選挙報道のたびに「無双」と呼ばれて不動の地位を築いている。とても不思議です。 東アジア情勢が緊迫しているのに、まるで質問せず国有地払い下げばかりを言い立てる愚かさを指摘すること。 それは、イタリアでサミットを開いて、日本人だけに向けて会見するおかしさと対して違わないように感じます。まさにどっちもどっち、です。 「異論・反論・objection」 それが、なぜ必要だったかが、とてもよくわかります。 ところで、上杉氏の唱えるジャーナリズムの5原則。 ジャーナリズム5台原則 バイライン(署名) ソース(情報源) クレジット(引用・参照元) コレクション(訂正欄) オプエド(反対意見) それは、組織のリーダーがメンバーに対する言葉・態度として守るべきルールでもあるように思います。 つまり、「フェア」である、ということ。 身内感覚に慣れてくると、すぐ忘れるのかもしれません。とても怖いことです。
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