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贅沢の法則 消費ユートピアの透視図
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贅沢の法則 消費ユートピアの透視図

田村正紀(著者)

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贅沢の法則 消費ユートピアの透視図

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白桃書房
発売年月日 2017/11/01
JAN 9784561622253

贅沢の法則

¥2,546

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2024/05/18

神戸大学名誉教授の田村正紀先生の本。 2017年の本だが、ガッツリ贅沢についてとことん研究しつくされてる本。贅沢関連の本を色々読んでいるが1番濃い気がする。 1-6 贅沢の静止画はピンぼけする 贅沢は運動。 2-2 富と趣味の出会いから贅沢が生まれる 2-8 ラグジュアリー...

神戸大学名誉教授の田村正紀先生の本。 2017年の本だが、ガッツリ贅沢についてとことん研究しつくされてる本。贅沢関連の本を色々読んでいるが1番濃い気がする。 1-6 贅沢の静止画はピンぼけする 贅沢は運動。 2-2 富と趣味の出会いから贅沢が生まれる 2-8 ラグジュアリーの語源はラテン語のルクスリア(luxuria)である。それは勝手気ままな性欲を意味した。現代英語で言うラスト(lust)、つまり過度の肉欲や色欲と同義である。 詩人オウィディウスは背徳の書「恋愛指南」を発表した。色欲のほかにも、人が夢中になる耽溺対象が存在したからである。 聖アウグスティヌスの贅沢観は、古代から中世にかけての贅沢思想に大きい影響を与えた。彼はルクスアリアを意欲、野望、官能などへの耽溺の複合体と考えた。贅沢もそのひとつである。彼によれば、ルクスアリアは人間が生来持つ性質である。若い頃の放浪生活を経て司祭となった後も、彼は睡眠中の夢でみる淫乱な心の動きを告白している。 なぜ贅沢欲求に溺れるのか 色欲と同じように、なぜ人は贅沢にふけり、それに溺れるようになるのだろうか。 ・必要から欲望(デザイア)への変化 欲求はより特殊的に洗練されていく。 (食い物からグルメへの変化) 色欲や贅沢は、むしろ身体的欲求よりもむしろ心的欲求に根ざしている。だからポジティブフィードバックになる。

Posted by ブクログ

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