文楽のすゝめ

竹本織太夫(著者)

• 販売会社／発売会社: 実業之日本社
• 発売年月日: 2018/01/10
• JAN: 9784408537207

商品レビュー

2023/09/11

ガイド本として非常に読みやすいし、本のデザインも良く、手に取りやすい。ただ、無理やり「現代でいうXX」に例えている箇所がやや興ざめ。（例え方がうまくない）

物語として文楽を見直し、改めて大阪商人にとっての商い・銭金・信用は、侍にとっての武士道と通底すると感じた。
加えて、当書では江戸時代の庶民の常識がわかる。

2023/01/29

三浦しをんさんの「あやつられ文楽鑑賞」の影響で、文楽鑑賞の手引きになればと。
ふむふむ…ますます文楽が見たくなった。人形に表現力などあるのかしら？人気劇で、こちらが泣いたりするのかしら？様々な疑問を感じながら、文楽の世界にどっぷりつかってみたくなった｡
せっかく日本に生まれたんだから、独自の文化に触れるのもええじゃないか。
文楽のすすめ、参考書です。

2020/11/03

文楽の名作紹介。
大坂ガイド。
江戸時代の風俗。
劇場と文楽人形。

文楽作品はダメンズ名鑑…。
江戸時代の大坂下世話ニュースを名作に仕上げた近松門左衛門の腕。
江戸時代の常識がおもしろい。作品鑑賞の前におさらいするとよいかも。
文楽聖地巡りを鑑賞後にするとより味わえるかも。
2018年の本。現代との比較に2年前なんだけど、時代を感じるものも。