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水上悟志短編集「放浪世界」 ブレイドC
628円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | マッグガーデン |
発売年月日 | 2018/01/10 |
JAN | 9784800007421 |
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水上悟志短編集「放浪世界」
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水上悟志短編集「放浪世界」
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
ファンが多い作者のようですが、私は初めてです。 一風変わった設定が面白いけど、 物語はそんなに面白くはなかった。 絶版本
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水上悟志氏の作品『水上悟志短編集「放浪世界」 (2018)』を読んでみた。ずっと読みたかった作品です。じっくりことこと心に沁みる感じでよかった。特に”竹屋敷姉妹、みやぶられる”と”まつりコネクション”と”エニグマバイキング”がGood!!
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『二本松兄妹と木造渓谷の冒険』が、水上先生のシンプルな面白さの塊とするのならば、この『放浪世界』は水上先生の拗れ、熟れ、捻じれた面白さが詰まっている作品集だ どちらが面白い、好きは決められるものじゃない。どちらにも、水上先生らしさがたっぷり、そこだけが重要だ 『竹屋敷姉妹、みやぶ...
『二本松兄妹と木造渓谷の冒険』が、水上先生のシンプルな面白さの塊とするのならば、この『放浪世界』は水上先生の拗れ、熟れ、捻じれた面白さが詰まっている作品集だ どちらが面白い、好きは決められるものじゃない。どちらにも、水上先生らしさがたっぷり、そこだけが重要だ 『竹屋敷姉妹、みやぶられる』 この短編集の中で、最もっつーか、唯一、ほのぼのとした感じがする。まぁ、あくまで、水上作品特有の物騒さが控えめってだけで、何気にエグい 同じである事を楽しみ、同じになれるよう努力するのも双子の醍醐味だろうが、小さくとも大きな違いを見つけ、そこを面白く感じるのも大事だ 果たして、この双子を見分けられる梅松くんは、どうなっちゃうと言うか、どんな結論を出すのかね。どっちを選んでも、どっちかが泣いちゃうし、選ばれた方も罪悪感を覚えちゃう。となりゃ、出せる答えは一つかね、倫理的にはアウトかも知れんけど 『まつりコネクション』 ドワーフ達の可愛い見た目に騙されそうになるが、やはり、ストーリーとオチは水上先生らしいもの。この世界のスケール感の描き方は、多くの作品がリンクしている水上先生こそだな ある意味、夫婦の共同制作ってトコもミソだろう。奥さんが上手く作れなかった原作の良い部分を繋ぎ合わせて、こうも面白いストーリーに完成させられたのは愛の力か 『今更ファンタジー』 なろうコンに落ちたばかりなので、ダメージが最もデカかった。しかし、却って、諦めてたまるか、ここで中途半端にしたら、苦い後悔しかねぇ、どうせ後悔するなら、爽快感があるものだ、って変なやる気は出た 夢は自分にしか解けない呪いだ。例え、一つの呪いが解けても、それが新たな夢を生み出す 『エニグマバイキング』 ぽんとごたんだ先生の『桐谷さん、ちょっそれ食うんすか!?』も変わり種すぎる食系の漫画だが、この『エニグマバイキング』は更にゲテモノ。何せ、登場人物が食っているのは、バケモノと表現しても良い存在だ。しかし、やけに美味そうに見えるから不思議 多分、それはストーリーの組み立てが上手く、外道な師弟の絆が微笑ましいものだからだろう。こういう天邪鬼的なオッサン、嫌いじゃない 『虚無をゆく』 ぶっ飛んでいる。正直、ゾッとする。しかし、これが最も面白い、と感じる私に他の漫画読みは呆れるんだろうな 命を繋ぎ、大きな目標の達成に挑む、ある意味、人間の強さ、価値、本質的な物に迫っている。また、正義と悪の境界線などありはせず、自分で決断し、実行し、責任を取らなければならないって当たり前な事も実感させられる 生きていれば、自分の生きている世界に虚無を感じる事もある。けれども、それは誰だって同じだ。何ら特別な事じゃない。仮に、特別な人間がいるとするなら、その虚無を打ち破って、外を目指せる奴だ。つまり、目標に向かって突き進める人は、誰もが特別だ この台詞を引用に選んだのは、言葉に詰まっていた水上先生の魂の切れ端から生まれる熱さで、火傷をしそうになったので。その小さな体には背負えない、大きな野望かも知れない、それは。けれど、繋がれてきたバトンは自分の代で落とせない。新しいゴールへ繋ぐのが、自分の仕事だ、と覚悟を決めた上で、一人でやろうとせず、仲間の力を借りられる彼は、これまでの「彼」になかった強さを持っている
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