商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2017/12/25 |
| JAN | 9784101380605 |
- 書籍
- 文庫
故郷はなきや
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故郷はなきや
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『古着屋総兵衛』シリーズ第15弾。「故郷はなきや」とは文語的な表現で、「ああ、もはや故郷はないのだなあ」という詠嘆を含んでいる。 大黒屋十代目・鳶沢総兵衛勝臣が生まれ育ったのは、越南、すなわち現在のベトナムである。グエン・ヴァン・キを中心とする今池一族は戦乱を逃れて日本へ渡り...
『古着屋総兵衛』シリーズ第15弾。「故郷はなきや」とは文語的な表現で、「ああ、もはや故郷はないのだなあ」という詠嘆を含んでいる。 大黒屋十代目・鳶沢総兵衛勝臣が生まれ育ったのは、越南、すなわち現在のベトナムである。グエン・ヴァン・キを中心とする今池一族は戦乱を逃れて日本へ渡り、総兵衛もまた新たな人生を歩み始めた。 今回の交易には、総兵衛の実母・今坂恭子を探し出し救出するという密かな目的があった。召使トシコとともに保護された恭子は、ベトナムを離れ、日本を新たな故郷とする決意を固める。題名が示す「故郷」の意味は、まさにこの場面に集約されている。 もちろん物語には見せ場も用意されている。越南国王・嘉隆帝への謁見、フランス軍の剣士と船団長・信一郎との対決など、交易を巡る出来事が華を添える。 一方、江戸では富沢町乗っ取りを企む甲府屋與兵衛が、旗本用人を通じて築後平十郎に総兵衛暗殺を依頼する。しかし、この騒動で活躍するのは総兵衛ではなく、元おこもの忠吉である。忠吉の機転と弁舌によって平十郎は改心し、大黒屋で働くことになる。 ただ、江戸での騒動は本筋との結び付きがやや弱く、シリーズおなじみの活劇を用意するためのエピソードという印象を受けた。舞台をベトナムへ広げたことで物語は大きく動き始めているはずなのに、全体としては期待したほどの高揚感が得られなかった。シリーズも十五巻を数え、そろそろ完結を見据えた構成に入っているのだろうか。
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大黒屋の交易船団がほぼ無事にベトナムに到着し、今のところ危惧していたようなトラブルもなく総兵衛の母が見つかり、皇帝に謁見して交易の約束も取り付け、総兵衛の弟妹もようやく迷いを振り切ったようであり、信一郎戦団長は期待以上にしっかりしているしと極めて順調です。 次巻ではそろそろ大きな...
大黒屋の交易船団がほぼ無事にベトナムに到着し、今のところ危惧していたようなトラブルもなく総兵衛の母が見つかり、皇帝に謁見して交易の約束も取り付け、総兵衛の弟妹もようやく迷いを振り切ったようであり、信一郎戦団長は期待以上にしっかりしているしと極めて順調です。 次巻ではそろそろ大きなトラブルが待っていそう。
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二度目の交易船団の越南での出来事と留守を守る富沢町の様子。新登場の浪人のキャラが愉快。2020.4.15
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