商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2017/12/22 |
JAN | 9784122064942 |
- 書籍
- 文庫
認知の母にキッスされ
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認知の母にキッスされ
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
母親が認知症になり、最後まで書かれてる 著者の母に対する愛に溢れている作品だった。 うちの両親もいずれこういう時がくるのかな 自分の時には面会に来る人もいないし 一体どうなるんだろうか。
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高齢で死に行くこと、認知症。同義なのかもしれない。その進行をコミカルに徹するが、具に観察する作者の目。狼狽え、右往左往する自分自身も、書き物になる時点では冷静に分析している。自分を選んで責め、喚く母親。その喚き声も弱って行く母親。言葉がはっきりしなくなる。自分名前を呼ばなくなる。...
高齢で死に行くこと、認知症。同義なのかもしれない。その進行をコミカルに徹するが、具に観察する作者の目。狼狽え、右往左往する自分自身も、書き物になる時点では冷静に分析している。自分を選んで責め、喚く母親。その喚き声も弱って行く母親。言葉がはっきりしなくなる。自分名前を呼ばなくなる。息子である自分を認識している事が確認できなくなる母親。食事以外は寝ている母親。自分のための介護から、ただ母の命に寄り添う介護へ。お母様は本当に幸せでした。
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認知症の母親を毎日、介護する息子。生きることのおかしみとユーモアが全編に溢れる、今までにはない“介護小説”。「母の死」を文庫書き下ろしで収録。
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