商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2017/10/01 |
JAN | 9784309248325 |
- 書籍
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ASD(アスペルガー症候群)、ADHD、LD 大人の発達障害 日常生活編
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ASD(アスペルガー症候群)、ADHD、LD 大人の発達障害 日常生活編
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
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大人の発達障害と言われるアスペルガー、ADHDの双方の特性&チェック、対処法、それぞれの違いなどを解説してくれている本。多少の誤字はあるものの、良書。特に、アスペルガーとADHDの違いに関しては触れている書籍が少ないので、特性別に表出度合いを表で書いてくれているのはありがたい。 一冊でぎゅっと情報がまとまっていて、わたしは1日でサラリと読み終わったので、手に取りやすいと思う。 p.15 社会生活はマニュアル通りに行かないものです。ASDの人は、こうした状況に臨機応変に対応することが難しく、「ちょっとへんな人」と見られたり、周囲とトラブルになってしまうことがあります。 p.61 面と向かって話すより横に並んでぼそっとつぶやく方がいい ASDの特性のある方に対しては、アドバイスをするときに、気をつけてほしい点があります。それは、面と向かって「〇〇したほうがいい」「そんなこともわからないのか」などと決めつけるように言ってはいけないということです。彼らは「圧力をかけられた」と思うようなことがとても嫌いです。一度、否定的に評価されていると感じると、相手のことを「敵」とみなし、何を言われても「文句」や「非難」と捉えてしまいます。 顔を見ながら相手の感情を読み取ることが苦手なので、1対1で向き合って話すよりも、横に並んで、一緒に対象となるものを見ながら話をするというのが良いでしょう。例えば、スケジュール表や図などを見ながら説明すると、緊張せずに理解してもらいやすくなります。 言い方のコツとしては、アドバイスするというよりは、「私だったらこうするな」とぼそっとつぶやくような言い方が良いでしょう。例えて言うなら、クイズ番組を一緒に見ながら、ヒントになるようなことを、ボソッと呟くという感じです。「良いことを聞いた。もうけた、得した」と思えば、彼らは不思議なほど素直に受け入れ実践します。 p.107 周囲の人を観察して真似を’するよ言うのも一つの方法です。脳神経科医、オリヴァー・サックス博士の著書『火星の人類学者ー脳神経科医と7人の奇妙な患者』には、自らを「火星の人類学者のようだ」という自閉症の動物学者の話が出てきます。彼女は人の気持ちや表情が読めず、複雑な感情や騙し合いが理解できないため、「膨大な経験のライブラリー」を作り上げ、それを参照することで、普通の人の行動様式を分析し、解読しながら生活しているといいます。「自分は火星人で、地球人の中に紛れ込んで彼らのことを勉強している」くらいの気持ちで人と接するというのも、一つのヒントになるかもしれません。 p.111 曲ろかもしれませんが、結局人は、「対人関係やコミュニケーションが苦手な人」と「誰とでもすぐに仲良く慣れるけど、おっちょこちょいでいい加減な人」のどちらかのタイプに分けられるのではないでしょうか。障害になるのかどうかは、その度合がちょっと強いかどうかの違いだけ。極端な人たちをサポートし、上手く育てることができれば、極端ではない人たちとのコミュニケーションはもっと上手く出来るはずです。障害の有無にかかわらず、苦手なところはサポート試合、得意な部分を活かす。お互いに補完しあえる社会になれば、誰にとっても行きやすく、自分らしく生きられる未来が待っていると私は思います。
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図や絵が多く、ASD、ADHD、LDについて基礎的な知識をまとめてある。 まったく知識のない当事者や、職場などで指導する必要のある人などがまず最初に目を通すのには良いのでは思う。
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ASDはこだわりが強く、対人関係が独特なのが特徴で、一つの分野に特化することが多い。ADHDは考えや言動があちこちに飛ぶが、行動力があり対人関係は普通か普通以上に築くことができる(他者への思いやりが強いという研究がある)。発達障害と一括りにされているが、知能が高い人がいたり、ASDの特徴とADHDの特徴をどちらも持っている人がいたり、人によって全然違う。 感覚過敏・鈍感はあまり知られていないように感じる。
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