商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 共栄書房 |
発売年月日 | 2017/10/01 |
JAN | 9784763410795 |
- 書籍
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維新の悪人たち
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維新の悪人たち
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
今年(令和2年)のGWは昨年まではテニスを楽しんでいましたが、今年は緊急事態宣言が出ていてスクールはお休み、なので今回の連休は読み終わった本をできる限りレビューを書く予定にしています。 恒例のGWの部屋の大掃除で発掘された本です、読み終えたのは2018年末のようなので、当時気に...
今年(令和2年)のGWは昨年まではテニスを楽しんでいましたが、今年は緊急事態宣言が出ていてスクールはお休み、なので今回の連休は読み終わった本をできる限りレビューを書く予定にしています。 恒例のGWの部屋の大掃除で発掘された本です、読み終えたのは2018年末のようなので、当時気に留めた箇所を振り返りながらこの本のおさらいをしようと思います。 以下は気になったポイントです。 ・清国は密貿易のアヘンを没収・焼却・廃棄処分とした、これに激怒した英国は軍艦16隻、輸送艦27隻の大英帝国艦隊を派遣し清国を攻撃した。戦争は2年続いたが中国側の完敗で終わり屈辱の南京条約を結ばされる。英国への大量の賠償金支払い、香港の割譲、上海などの自由貿易港化、不平等条約の締結であった(p53) ・フリーメイソンは、アヘン戦争(1840-42)に始まり、南北戦争(1861-65)、幕末戦争、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、ロシア革命、と見事に順序よく計画している(p74) ・日本郵船会社は三菱会社と半官半民の共同運輸会社との合併により1885年に設立、1893年にはボンベイ、1899年にはヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアへの各航路が開かれた。この大株主が三菱財閥と天皇家であった(p191) ・明治政府の二大巨頭である伊藤博文と岩倉具視は孝明天皇暗殺の共犯者だった(p219) ・天皇家のルーツが百済王朝であることをカミングアウトしたのは、平成天皇である。日韓W杯開催の祝辞において「桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると、続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりと感じています」と祝辞を述べた、口にしてはいけない歴史のタブーを正々堂々と天皇自らが明らかにされた(p223)663年白村江の戦いで滅亡した百済王朝一族が日本に亡命して創始したのが現天皇制の出目とも言われる(p285) ・南北朝の統合は室町幕府の足利義満によって統合された、天皇の皇統を得たのは北朝で継承された、しかし南朝も途絶えることなく幕末には3つの分家が存在した、大室天皇家・三浦天皇家・熊沢天皇家である(p228) ・幕末戦争において、ロスチャイルド配下のマセソン商会は、幕府側には南北戦争の中古ライフル、倒幕側には最新式ライフルを供給した、ロスチャイルドは日本の革命戦争において倒幕派=革命軍が勝利するように仕組んでいた(p255) ・明治維新の前から日本には多数の朝鮮系地域が点在していた、中でも長州と薩摩の2つの田布施は突出していた、特に長州の田布施からは錚々たる人物が輩出されている。伊藤博文、木戸幸一、河上肇、難波大助、宮本顕治(共産党の重鎮)、岸信介、佐藤栄作など(p279)高松八幡宮には幕末の混乱期に京都から7人の公家が落ち延びている(p281)王政復古の大号令(=革命宣言)は、その高松八幡宮で発せられている(p281) 2022年5月8日作成
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※このレビューにはネタバレを含みます
明治維新とはなんだったのか。果たして教科書で教えるように正しく『維新』であったのか。 ある程度幕末の勉強をした人なら誰しもぶつかる疑問なのではないでしょうか。 表紙やセンセーショナルなタイトルの付け方から誤解を受けそうです。 いろんな文献や研究者の話を引用しわかりやすくまとまっていますが、 あまり歴史を知らない方にはおすすめできない内容かなと思いました。 たくさん読んでいる文献のひとつとして、ご自身で読み解いて内容を比べて見るのが良いと思います。 フリーメイソンの陰謀論などこの本に書かれている『タブー』は ちょっと歴史に首を突っ込んだなら一度は耳にしていると思います。 実際にどうであったのか、確たる証拠があるわけではありません。 批判する人からすれば、証拠もないのに、となるでしょうし、 スパイなのだから証拠を残す訳がない、証拠が無いことが証拠だという筆者の意見も 確かにそれはそのとおりだとも思うのです。 証拠はない。だから疑わしいとんでも説という気持ちが皆無ではないのですが 真実を突いたところもあるように感じます。 現代社会にまで続く矛盾の闇が明治維新にあるというのは 個人的にも感じてきたことです。 少なくとも日本人はもう少し、 日本の文化や文明がどれだけ壊され失われてきたかを自覚し 深刻に捉えるべきだと思います。
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