商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2017/12/14 |
JAN | 9784087456721 |
- 書籍
- 文庫
うずら大名
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うずら大名
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商品レビュー
3.6
21件のお客様レビュー
随分前にしゃばけシリーズを読んでから久しぶりの畠中恵作品。 昔は時代物はあまり好きじゃなかったけどしゃばけは面白くて好きだった。 この本も読みやすく面白かった。 しゃばけでは家鳴りが可愛くてほっこりしていたけど、うずら大名ではうずらの佐久夜が可愛い。 こういう愛玩キャラ(?)がい...
随分前にしゃばけシリーズを読んでから久しぶりの畠中恵作品。 昔は時代物はあまり好きじゃなかったけどしゃばけは面白くて好きだった。 この本も読みやすく面白かった。 しゃばけでは家鳴りが可愛くてほっこりしていたけど、うずら大名ではうずらの佐久夜が可愛い。 こういう愛玩キャラ(?)がいると物語の所々でほっこりできてすごく好き。 ストーリー自体は少しうーんというところもあったけど、畠中恵作品は登場キャラが良いので楽しめたかな。 時代物が好きになった今、他の畠中作品も読みたいな。
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「畠中恵」の時代小説『うずら大名』を読みました。 『ねこのばば しゃばけシリーズ3』、『まんまこと まんまことシリーズ1』に続き、「畠中恵」の作品です。 -----story------------- 正体不明の“大名"と泣き虫の村名主が江戸を揺るがす難事件に挑む! ...
「畠中恵」の時代小説『うずら大名』を読みました。 『ねこのばば しゃばけシリーズ3』、『まんまこと まんまことシリーズ1』に続き、「畠中恵」の作品です。 -----story------------- 正体不明の“大名"と泣き虫の村名主が江戸を揺るがす難事件に挑む! 泣き虫でへっぴり腰の「吉之助」。 東豊島村の豪農で名主の彼は、ある日、辻斬りに襲われたところを、一羽の鶉とその飼い主に助けられる。 飼い主の名は「有月」。 自称大名で、「吉之助」とはその昔、同じ道場に通った仲だった。 一方、江戸では、大名に金を貸す大名貸しと呼ばれる豪農らが、次々と急死。 「有月」が真相を探ることに…。 二人と一羽の異色トリオが、幕府を陥れる謀略に挑む! 新たな「畠中ワールド」の開幕。 ----------------------- 正体不明の自称大名「有月」と泣き虫の村名主「吉之助」、そして「有月」が飼っている勇猛果敢な鶉(うずら)の「佐久夜」… 二人と一羽が江戸を揺るがす事件に挑む痛快時代小説です。 ■序 ■一 うずら大名 ■二 御吉兆聞こえず ■三 大根一万本 ■四 書き付けの数字(『江戸の合戦』を改題) ■五 佐久夜の初泳ぎ ■六 江戸の合戦(『眉間の向こう傷』を改題) ■解説 吉之助の涙の効能 ミムラ 若き日に同じ道場に通った貧乏武家の部屋住み「有月」と百姓の三男「吉也」… 金もなく、家にも町にも居場所がなく、この先どうやって生きていけばいいのかと悩む日々を共に過ごしてきた、、、 時は流れ、「吉之助」と改名… ある日、大名家へ向かう途中に辻斬りに襲われるが、「御吉兆ーっ」という鳴き声とともに飛び込んできた白い鶉とその飼い主であるお武家によって命を救われる。 お武家の正体は、十数年ぶりに再会した「有月」だった… 涼やかな面で切れ者、剣の腕も確かな有月は大名を自称するが、どう見ても怪しく謎めいている、、、 そんな「有月」と勇猛果敢な鶉の「佐久夜」に振り回されながら、「吉之助」は江戸近隣で相次ぐ豪農不審死事件に巻きこまれていく… 一つ一つの事件を解決するうちに、その背景に蠢く、幕府を揺るがす恐ろしい陰謀が明らかになり――。 主人公のひとり、気弱で泣き虫の豪農「吉之助」に感情移入できず、その言動にフラストレーションを感じてしまい物語に入り込めなかったですねー 大名家の売買というスケールの大きな陰謀を解き明かそうという展開や、飛び道具としても使われる勇猛果敢な鶉「佐久夜」の魅力あるキャラ等、興味深い内容だっただけに、ちょっと残念でした。
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偶然のいたずらで部屋住みの身分から当主になった大名貸しの豪農と隠居した大名。 この不思議なコンビが貧乏大名の身分を売り買いする企を防ぐ物語。徳川幕府が取った戦国の世に決して戻らないための締め付けが大名家を貧しくさせたのは有名な話で、こんなこともあったのかなと想像させます。 流石に...
偶然のいたずらで部屋住みの身分から当主になった大名貸しの豪農と隠居した大名。 この不思議なコンビが貧乏大名の身分を売り買いする企を防ぐ物語。徳川幕府が取った戦国の世に決して戻らないための締め付けが大名家を貧しくさせたのは有名な話で、こんなこともあったのかなと想像させます。 流石に老中とも親しい元大名がこんな気楽に市中で行動しないだろうから、そこは小説ならではのご愛顧として、しゃばけの若だんなを彷彿させる吉之助の弱さと攻撃的な鶉という無茶な設定の佐久夜が愛おしい。シリーズ化されていないのが残念です。
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