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魔法にかかった男 ブッツァーティ短篇集Ⅰ
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魔法にかかった男 ブッツァーティ短篇集Ⅰ

ディーノ・ブッツァーティ(著者), 長野徹(訳者)

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魔法にかかった男 ブッツァーティ短篇集Ⅰ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東宣出版
発売年月日 2017/12/13
JAN 9784885880940

魔法にかかった男

¥2,420

商品レビュー

4.3

12件のお客様レビュー

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2024/11/15

作品紹介・あらすじ 現代イタリア文学の奇才ブッツァーティ待望の未邦訳短篇集――初期から中期にかけて書かれた20作品を収録。1篇をのぞく19篇が初訳! 誰からも顧みられることのない孤独な人生を送った男が亡くなったとき、町は突如として夢幻的な祝祭の場に変貌し、彼は一転して世界の主...

作品紹介・あらすじ 現代イタリア文学の奇才ブッツァーティ待望の未邦訳短篇集――初期から中期にかけて書かれた20作品を収録。1篇をのぞく19篇が初訳! 誰からも顧みられることのない孤独な人生を送った男が亡くなったとき、町は突如として夢幻的な祝祭の場に変貌し、彼は一転して世界の主役になる「勝利」、一匹の奇妙な動物が引き起こす破滅的な事態(カタストロフィ)「あるペットの恐るべき復讐」、謎めいた男に一生を通じて追いかけられる「個人的な付き添い」、美味しそうな不思議な匂いを放つリンゴに翻弄される画家の姿を描く「屋根裏部屋」……。現実と幻想が奇妙に入り混じった物語から、寓話風の物語、あるいはアイロニーやユーモアに味付けられたお話まで、バラエティに富んだ20篇。 ***** 久しぶりに読んだブッツァーティ。ただし「神を見た犬」や「タタール人の沙漠」を読んで「面白かった」という記憶だけが残っていて詳細が脳内からぶっ飛んでいるのはいつものこと(汗)。 寓話的な作品にしても、不思議な作品にしても、アイロニカルな作品にしても、ちょっと不気味な作品にしても、とてもわかりやすいと思う。その分かりやすさ故にグググッっと心に突き刺さってくるように思える。決して単純という訳ではないのだけれど、ストレートに伝わってくる、って印象だろうか。 ただ期待が大きすぎたせいか、ちょっと大味な感じも受けてしまった。短篇だからなのだけれど、ちょっと一つの話が短すぎるかなと不満に思ったのも事実。本書の中で最も長い「屋根裏部屋」が一番面白かったのも何となく納得。

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2023/10/24

動物奇譚集が良かったので。 未邦訳短篇集。 動物を題材にしたものは特に好き。 苦悩や悲劇、人間の心の奥底に隠されている部分、不可解で非合理な不思議なストーリー。 とっつき難い宗教的、哲学的な物も、悲劇的で救われない終わり方もユーモアがありなぜか後味が悪くない。 今回も面白かった。

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2021/12/31

文学ラジオ空飛び猫たち第31回紹介本。 イタリアを代表する作家の幻想と不条理の短編集。どこか不穏な空気が流れている作品が多く、幸せな話や明るい話はないですが、ユーモアはたっぷりあります。寓話の中に人の本質が描かれているので、非現実的な話なのに自分事のように迫ってきます。 「屋根裏...

文学ラジオ空飛び猫たち第31回紹介本。 イタリアを代表する作家の幻想と不条理の短編集。どこか不穏な空気が流れている作品が多く、幸せな話や明るい話はないですが、ユーモアはたっぷりあります。寓話の中に人の本質が描かれているので、非現実的な話なのに自分事のように迫ってきます。 「屋根裏部屋」は人の弱さが痛切に描かれていて、現代の屋根裏部屋を考えたら、それはスマホかもしれないという話もしています。ラジオはこちらから→https://anchor.fm/lajv6cf1ikg/episodes/31-eqcqeh

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