商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京図書出版 |
発売年月日 | 2017/10/01 |
JAN | 9784866410876 |
- 書籍
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古流柔術の殺法・活法
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古流柔術の殺法・活法
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
古い文献を現代訳したもの。 殺法にしろ活法にしろ書かれている内容だけ読んでも出来るものではないでしょうね。 実際、その技術を確かめる方法すら現代ではめったにないのですから。
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本書は古流柔術を紐解いて、人を殺す為の技術である殺法と人を救うための技術である活法について解説されている。 殺法については当て身でなどで出てくる急所についての解説が充実している。 現代の武道でも急所の位置や当て方については勉強することはあるが、その急所がなぜ急所なり得ているか、またそこを攻撃すると何が起きるかということについてはなかなか解説を得る機会がない。 本書は著者が医者であるということもあり、急所に関する医学的見解がごく簡単ではあるが示されており、勉強になる。 活法については現代医学の方が進歩しているため、現実には使用しないことと断った上で、死相の判別、死亡、仮死、気絶等に対する対処から脱臼、骨折、薬事についてまで幅広く紹介されている。 すぐさま技術に転用出来るものではなく、練り込んだ技術に知識的補完をするためのものとして読むのが良さそう。 個人的なまとめ ・顔面部の急所は感覚機関の神経と関連しており、また脳骸内面の血管や膜への影響、脳震盪により激痛もしくは卒倒する。 ・勁部の急所は場所により血流(勁脈、松風)気管(天突)と作用が異なる。 ・胴体部にある急所は近傍にある臓器の神経系と密接に関わっており、加撃されると卒倒する。 ・手足などの末端部の急所は感覚・運動神経系の表出部で激痛は生じるが致命的にはならない。
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