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深読み日本文学 インターナショナル新書016
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深読み日本文学 インターナショナル新書016

島田雅彦(著者)

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深読み日本文学 インターナショナル新書016

836円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社インターナショナル
発売年月日 2017/12/07
JAN 9784797680164

深読み日本文学

¥836

商品レビュー

3.9

14件のお客様レビュー

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2026/06/15

本書の内容は、「深読み」というより島田氏の「本音炸裂」と言った方がしっくりくる。 文学が言葉の芸術である以上、言葉で真実をごまかす権力者への批判は必然だろう。政治やネット右翼を揶揄する記述も多いが、著者のスタンスが明確なため、島田雅彦という作家の著作を初めて読む人にとっても、かえ...

本書の内容は、「深読み」というより島田氏の「本音炸裂」と言った方がしっくりくる。 文学が言葉の芸術である以上、言葉で真実をごまかす権力者への批判は必然だろう。政治やネット右翼を揶揄する記述も多いが、著者のスタンスが明確なため、島田雅彦という作家の著作を初めて読む人にとっても、かえって親切で迷いがない。 特に読み応えがあるのは、文学の根源に迫る序章だ。人類の繁栄から言語の役割、文学の意味へと繋ぐ議論は実に骨太。ただ、人類の強みを「虚構の共有」とする点など、どこか『サピエンス全史』の影響を感じる部分もある。 続く『源氏物語』の章では、その成立背景に鋭く切り込む。「光源氏を天皇と見なして読む」という指摘は明快で、彼の振る舞いが一気に違った景色に見えてくる。 この解釈自体は中沢新一の『日本文学の大地』の見解に近いが、その後に続く、島田氏ならではの鋭い政治的・歴史的背景の分析にこそ、著者独自の考察が光っている。

Posted by ブクログ

2026/03/31

創造的誤読についての記載があると書いてあったので読んでみたが、それはほんの一部であった。 絶望が予測されるような世界において、希望につながる話は過去の文学の中にあるとのこと。これは確かに…と思う。先人の観察と知恵は常に我々の味方だ。なんと心強いことか。 坂口安吾「堕落論」は、...

創造的誤読についての記載があると書いてあったので読んでみたが、それはほんの一部であった。 絶望が予測されるような世界において、希望につながる話は過去の文学の中にあるとのこと。これは確かに…と思う。先人の観察と知恵は常に我々の味方だ。なんと心強いことか。 坂口安吾「堕落論」は、希望創出の意味において読んでみてもよいかも。青空文庫にあったわ。

Posted by ブクログ

2026/02/03

予想に反して源氏物語から現代さらにはAI活用の未来にまで及ぶ文学にまつわる"深読み”解説だった。深読みというほどの掘り下げは感じられなかったが、アカデミックからは逸脱した軽妙な分析もあり、まあまあ楽しみながら読めた。

Posted by ブクログ

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