商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2017/11/01 |
JAN | 9784000612364 |
- 書籍
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小沢健二の帰還
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小沢健二の帰還
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商品レビュー
4.3
11件のお客様レビュー
98年に『ある光』を発表した後ニューヨークに移住して、2017年に『流動体について』で復帰するまでの、空白の19年間の小沢健二についてまとめた本。 何故か岩波出版から出ているけど、彼は人文系のインテリ層にやたらウケが良いからな。 本書についてのレビューを読むと、 「少し調べたら...
98年に『ある光』を発表した後ニューヨークに移住して、2017年に『流動体について』で復帰するまでの、空白の19年間の小沢健二についてまとめた本。 何故か岩波出版から出ているけど、彼は人文系のインテリ層にやたらウケが良いからな。 本書についてのレビューを読むと、 「少し調べたら誰でもわかる程度の浅い情報しか載せていなくて残念。こんなのファンなら常識。」 とか書いていたりするけど、当時から逐一彼のブログ記事をチェックしたり復活ライブなんかに足繁く通い詰めている人の方がかなり稀で、逆に今の若い人にしてみたら、 「オザケンとか誰?」 状態のはずなので、復帰後の彼を見て過去の空白期間が気になった新規ファン向けには面白い内容になっているのではと思った。 僕もそんなにコアな信者では無いので、普通に面白く読めたし。 まあ、でも確かに情報量の割に1800円は割高かなという位かな…。
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「渋谷系」・「王子様」というワードを使わず、小沢健二という人物を細かく、それでいてフラットに書かれていると思った。 フリッパーズ・ギター時代から活動を追いつつも、独自の評価で作る言葉も用いず、かつ熱心で書いていてとても読んでいて気持ちのいいものだと思う。 休止→アメリカの部分も...
「渋谷系」・「王子様」というワードを使わず、小沢健二という人物を細かく、それでいてフラットに書かれていると思った。 フリッパーズ・ギター時代から活動を追いつつも、独自の評価で作る言葉も用いず、かつ熱心で書いていてとても読んでいて気持ちのいいものだと思う。 休止→アメリカの部分も分かりやすくWebだといつ消えるかわからないのでアーカイブも残していて良かったと思う記述でした。
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BUZZの編集者時代から、筆者のファンを自認する割に今さら読んだんだけど、贔屓目無しにこれは名著ではないだろうか。こんなに丁寧に一人のアーティストの活動をつかず離れずで追った作品はなかなかないし、事実とエモーションの配分も絶妙だと思う。これを入り口として、もっと深く一つ一つの作品...
BUZZの編集者時代から、筆者のファンを自認する割に今さら読んだんだけど、贔屓目無しにこれは名著ではないだろうか。こんなに丁寧に一人のアーティストの活動をつかず離れずで追った作品はなかなかないし、事実とエモーションの配分も絶妙だと思う。これを入り口として、もっと深く一つ一つの作品にコミットする余地もあると思うし。これはぜひ「So kakkoii 宇宙」の全曲レビューを付記して文庫版にして欲しいと思うけど、今出てないということは、これからも出ないんだろうな。それだけが惜しい!!
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