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喪失 角川文庫
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喪失 角川文庫

鏑木蓮(著者)

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喪失 角川文庫

836

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2017/11/24
JAN 9784041044445

喪失

¥836

商品レビュー

3.3

8件のお客様レビュー

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2025/09/21

会社兼自宅のビルの非常階段で、不動産会社社長の真鍋の妻、文香が転落死した。 現場には妻が転落した音を聞いて、階段に出てきた夫の真鍋と妻の弁護士の和光の二人。 真鍋夫妻は離婚調停中で、和光はその弁護を文香から受けていた。 当初、疑われたのは夫だったが、一緒に現場にいた和光が証言を変...

会社兼自宅のビルの非常階段で、不動産会社社長の真鍋の妻、文香が転落死した。 現場には妻が転落した音を聞いて、階段に出てきた夫の真鍋と妻の弁護士の和光の二人。 真鍋夫妻は離婚調停中で、和光はその弁護を文香から受けていた。 当初、疑われたのは夫だったが、一緒に現場にいた和光が証言を変え、文香の死は自殺だったとされた。 納得しなかったのは京都府警の女性刑事、大橋だった。 鋭い機転で状況を精査し、真実を突き詰める。 私生活では色々あるが、カッコいい女性といった雰囲気があり、凛としていて、読んでいて清々しい。 2025.9.21

Posted by ブクログ

2025/04/12

鏑木蓮の長篇ミステリ作品『喪失』を読みました。 『見えない轍 心療内科医・本宮慶太郎の事件カルテ』に続き、鏑木蓮の作品です。 -----story------------- キャリア女性刑事が挑む、感涙ミステリ! 京都市内のビルの非常階段で、有力不動産会社社長、真鍋征矢の妻、文...

鏑木蓮の長篇ミステリ作品『喪失』を読みました。 『見えない轍 心療内科医・本宮慶太郎の事件カルテ』に続き、鏑木蓮の作品です。 -----story------------- キャリア女性刑事が挑む、感涙ミステリ! 京都市内のビルの非常階段で、有力不動産会社社長、真鍋征矢の妻、文香の遺体が見つかる。 文香の手には夫・征矢の金属製のブレスレットが握られていた。 妻は夫からの暴力被害を訴え離婚調停中だった。 事件後、文香の担当弁護士の和光は、彼女は嘘をついていた、DVはなかったとして、征矢の無実を証明したいと名乗り出る。 果たして嘘をついているのは誰か。 京都府警の準キャリア刑事、大橋砂生が不可解事件に執念で挑むが……。 ----------------------- 2017年(平成29年)に書き下ろしで刊行された作品です。 京都市内のビルで女性の不審死体が見つかる……京都府警・捜査一課の大橋砂生は、被害者の真鍋文香が夫・征矢のブレスレットを握りしめていたことから夫を疑う、、、 文香はDV被害を訴え、征矢と離婚調停中だったが……。 ミステリ、警察小説としても充分愉しめるのですが、単なる推理小説に留まらず人間の心理を深く探る視点が秀逸で、社会問題を織り交ぜて描かれていることも特徴で社会派ミステリ、ヒューマンドラマとしての要素も織り込まれた読み応えのある作品でした……妻に認められたいと思いつつ安らぎを愛人に求める夫、夫から愛されたいと願いつつ夫から得られない愛を娘に求める母、不安定な母を愛する一方で子どもとしての自由を生きられない娘、社会的地位や体裁を守るために生きる弁護士、、、 夫婦、親子、友人、愛人の間で揺れ動く思い、その裏に隠された関係者の心理が物語を思いがけない方向へと導く展開が印象的でしたね……そして、自殺なのか? 事故なのか? 殺人事件なのか? 殺人事件であれば、その動機や手段は? 面白かったです! 京都府警・捜査一課課長補佐の大橋砂生と下鴨署刑事課の望月駿のコンビもイイ感じだったし、事件を通して関係者たちが新しい一歩を踏み出すという希望の持てる結末や心地よい読後感が良かったですね……大橋砂生が登場する作品は他にもあるようなので、ぜひ読んでみたいです。

Posted by ブクログ

2022/02/15

大橋砂生刑事は流産で途切れそうな捜査への参入を直訴し、真鍋文香の死去に絡む事件を担当する.文香は夫 征夫との離婚を考えており和光忠之弁護士と相談していた.征夫は愛人の坂下奈々宅から帰宅し、その直後に事件が発生したが、和光もその場に来ていた.娘 留美の行動にも不審な点があり砂生は迷...

大橋砂生刑事は流産で途切れそうな捜査への参入を直訴し、真鍋文香の死去に絡む事件を担当する.文香は夫 征夫との離婚を考えており和光忠之弁護士と相談していた.征夫は愛人の坂下奈々宅から帰宅し、その直後に事件が発生したが、和光もその場に来ていた.娘 留美の行動にも不審な点があり砂生は迷う.征夫の供述が不審な点もあり逮捕して取り調べるが、嫌疑なしで不起訴となるものの、文香の遺体に不審な点を見つけ、再捜査を開始した砂生.彼女の執念が実った感じの結末だが、多くの人からの情報を的確に結びつけていく過程が楽しめた.

Posted by ブクログ

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