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知的戦闘力を高める 独学の技法
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知的戦闘力を高める 独学の技法
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商品レビュー
3.9
90件のお客様レビュー
独学の心構えや手法が紹介されている。読書は3回、興味関心をアンダーライン引き、次に付箋を貼って選別して最後は転記して記憶を完成させる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
リベラルアーツを学ぶことで広く教養を深めることを奨励されている著者ですが、今回はその社会人としてのより効果的な学びを体系化してみよう、という本です。 提案されているのは、「戦略」「インプット」「構造化」「ストック」の4つの要素。 全体として、知識を闘いの武器として認識し、 勝負に意気込む勢いを感る本でもありました。 強い成功体験があるのかな。 闘いに参加している人、参加しようとしている人には面白いかもしれない。 自由になるための技法がリベラルアーツ、という。 だから学ぶだけじゃなくて、使えることも戦略に含める。 アウトプットの重要性はいろいろなところで叫ばれているけれど、この本でも、多くの独学の書籍ではインプットの仕方、インプットに焦点が当てられている、ということが述べられていて、 でも入れるだけで使えない状態だったら、そして使わなかったら意味がない、そんな時代になっている、と論じられていました。 使うために学ぶ、もっと知識を高めて有用な人間になりたい!という意気込みのある人には、ぴったりとはまる内容なのかも。 実際私は自分の学びたいことについては、独学すること、学ぶこと自体を楽しいと思っているタイプなので、学ぶのがただ好きなのだろうと思います。 いろいろな偉大な人の言葉が引用されていた。 新結合をイノベーションと呼びはじめたショーペンハウアーの『読書について』で、読書は他人の考えをたどるだけで、自分の頭で考える力が弱る、って言っているというお話があった。えー、厳しい!と思ったけど、まあそれでもいいかなとか思い直した。まあそこまで一日中読んでいるわけではないけれど。 読書をしながら、あるいは読んだことを思い返しながら、いろいろ考えたりもするし。確かに次から次に読み続けてたら自分の頭で考える隙がなくなっちゃいそうだけれど。消化できるスピードで。当時はテレビとかもなかったから、もし多くの現代人が動画視聴に費やす時間を知ったら、ショーペンハウアーはなんというだろう。読書のほうがましに違いない。
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学びに躓いた時、いつも叱咤激励してくれる山口先生の著書。要らない情報をいかにインプットせず、限られた時間に有益な情報を入れ込むか。情報で溢れる時代に古典から学ぶ必要性。 相変わらずの説得力に圧倒されながら、でも毎回同じことで激励されているな、と思い読了。
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