フェミニストとオタクはなぜ相性が悪いのか 「性の商品化」と「表現の自由」を再考する

香山リカ(著者), 北原みのり(著者)

• 販売会社／発売会社: イースト・プレス
• 発売年月日: 2017/11/17
• JAN: 9784781616124

商品レビュー

2022/09/27

kindle unlimited。
タイトルから宇崎ちゃん方面の話題が深堀りされるような印象を与えるが、まったくそんなことはない。ツイッター空間で毎日流れてくるフェミ方面のつぶやきをまとめて読んだようなもの。
興味深かったのは、終盤、ヤンキーの女の子の「昨日さ、男を食っちゃてさ」という発言に感じた違和感「『食われた』じゃないのか」を香山リカが自分に納得させることができず、北原みのりも「食ったという感覚は、彼女の実感だったんじゃないでしょうか」といいつつ、「どうなんでしょう」と自分でも信じていない様子なところ。フェミニストVSオタクの構造の薄ら寒さが顕になった。

2021/01/02

まだ読んではないんだけど、知識を蓄積するだけでそれを応用しない肛門期の子供たちのようなオタクと、母性という大人な寛容性と少女的な反応や態度を求められる女性では、それこそお互いの存在に対してないものねだりをすることだから、相入れる機会はやってこないよな、とは思う。

2020/08/12

全体的には問題点をしっかり指摘しているなと感じたけど、女性がするいわゆる「女らしい」行動全てを「男に媚びる」ことを目的とするものとして見ているのは賛成できない
名古屋巻きとか、子供っぽい格好をするのも全てが媚びる為にしている訳ではないでしょ