商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2017/11/16 |
JAN | 9784575336870 |
- コミック
- 双葉社
夜明けの図書館(5)
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夜明けの図書館(5)
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商品レビュー
4.5
8件のお客様レビュー
韋駄天のテツ、ビジネスプランコンテスト、ダイバーシティの壁。 准くんの悩み。自分には決して「分かる」とは言えないけれど、分からなくても考えなければいけない問題。それが現代。
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何も持たなかった女の子が大きく成長できた話はとても良かった。 杏の種、私も使ってみたい! 海外の人達との文化の違いを理解するのって本当に大変だと思う。 ましてや、自分の国の事もまったくわからない高校生には為す術もないと思う。しかも頼りにすべき親が頼りにならないなんて…。 パートのオバちゃんは怖いのはわかるけど、ちゃんと聞いたら怖くないよって教えてあげたい。
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埜納タオ著『夜明けの図書館5』(双葉社) 2017.11.16第1刷発行 2021.12.23読了 2年目新米司書・葵ひなこがレファレンスサービスで奮闘するお話。 2010年に雑誌『JOURすてきな主婦たち』(双葉社)で連載が始まり、2021年にコミック7巻で完結。 2021年に「Library of the Year 2021」ライブラリアンシップ賞を受賞。 「Library of the Year」は、“良い図書館を良いと言う”を合言葉にかかげ、これからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている機関に対して、NPO法人「知的資源イニシアティブ」が授与する賞のこと。漫画のための賞ではない。このうち、ライブラリアンシップ賞は、長期的な図書館活動を行ってきた機関に対して贈られる賞で、マンガに授与されるのは異例である。この受賞がきっかけで品切れだった既刊本の増版が行われた。 第17話 あの頃、風になって 「図書館サービス論」で言えば、高齢者サービスの話であり、文化・集会活動の話でもあるが、どちらかというと生涯学習に重きを置いた話のように思える。本を借りる施設としてだけではなく、社会教育施設として何ができるのかについて考えさせられる内容だった。 第18話 芽生えるアイデア いま流行りの課題解決支援サービスのうちのビジネス支援サービスを巡るお話。ビジネス支援サービスは図書館だけで行うには敷居が高く、やはり専門の経営アドバイザーとの連携などが必須となってくる。海外を見渡せばニューヨーク図書館のビジネス支援が群を抜いて有名だが、日本での取り組みはまだまだ手探りの段階であり、今後どのような方向性に伸びていくのか見定まらない所がある。この回のような成功事例は実際にはほとんどないだろう。 第19・20話 みんなのダイバーシティ 前編・後編 多文化サービスとその実践方法としてのヒューマンライブラリーを題材にしている。5巻ではこの話が抜群の出来だった。そもそも近代の図書館は文化の共有を前提にした施設である。多様性との相性も良い。准くんの「地球人」という言葉に示されるアイデンティティの帰結は、すなわちコスモポリタンということであり、胸を打たれる思いがした。
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