商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2017/11/17 |
JAN | 9784094517101 |
- 書籍
- 文庫
先生とそのお布団
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先生とそのお布団
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
この作家さんの本を読むのは2冊目となる。石川布団(もちろんペンネーム)という売れないラノベ作家と、人語を解し本までも読む猫の「先生」が織りなす日々を描いている。あたためていた企画が出版社の都合でボツになったり、原稿にはダメ出しを食らったり、シリーズが打ち切りになったりもする。こ...
この作家さんの本を読むのは2冊目となる。石川布団(もちろんペンネーム)という売れないラノベ作家と、人語を解し本までも読む猫の「先生」が織りなす日々を描いている。あたためていた企画が出版社の都合でボツになったり、原稿にはダメ出しを食らったり、シリーズが打ち切りになったりもする。これって、よくあることなんだろうか。 それでも書き続ける布団。作家という職業の悲哀というか、哀愁が感じられる。本書は、カクヨムで短編小説として公開したものを、加筆修正して長編化したもの。ほほ私小説らしい。
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半分くらいは、石川先生のリアルな経験なんだろうなぁと思う。 あるいは、今までに読んで「個性的で面白い、少ない巻数で終わったのが惜しい」って感想を抱いたラノベの作者さんのほとんどはこういう苦い経験を積み重ねてきた人たちなのかなぁ、なんて思ったりもした。 じんわりと心に残ってふとした...
半分くらいは、石川先生のリアルな経験なんだろうなぁと思う。 あるいは、今までに読んで「個性的で面白い、少ない巻数で終わったのが惜しい」って感想を抱いたラノベの作者さんのほとんどはこういう苦い経験を積み重ねてきた人たちなのかなぁ、なんて思ったりもした。 じんわりと心に残ってふとしたときに思い出すようなお話でした。
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全1巻。 『後宮楽園球場』の作者による、自身の作家人生を綴ったようなライトノベル。与えられた希望に夢を見て無惨に打ち切られることの繰り返しの悲哀に満ちた日々だけど先生によって癒される。読んだ私も癒される。 売れっ子女子大生作家との関係がとても居心地が良い。
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