難民と移民 今、世界はあぶないのか？ 児童図書館・絵本の部屋

セリ・ロバーツ(著者), 大山泉(訳者), ハナネ・カイ

• 販売会社／発売会社: 評論社
• 発売年月日: 2017/10/01
• JAN: 9784566080225

商品レビュー

2019/11/04

”難民”という言葉は聞いたことあるけれど、実際、どういう人々なのか、正確に説明できる大人は多くはないはず。自分も漠然としたイメージしかもっていなかった。この本は、簡潔な言葉で子供にも分かりやすく難民について教えてくれる。

2019/01/09

[墨田区図書館]

4巻構成のうちの1冊。
高学年の読み聞かせに使えるかなと思ったけれど、、、読み手と相手次第かな？表紙ほどには”絵本"ではなく、でも読む本といいきるほどには文章ガチガチではない。子供自身が一人で読めるように、テーマごとに、半分語り掛けの形式の文章で、半分物語のような口調で説明が続く。

私自身、"難民"と"移民"の定義はうまく説明できなかった。ただ、漢字のイメージから、国を追われる人(但し国の中でも、内戦状態で生活を追われている人も含む)、国を超えて移住してきた人、ぐらいのイメージだったが、きっと漢字もどちらのイメージもわかっていない子供にはこの言葉ではよくわからない。

もちろんこの本も結局同じような言葉で説明しているのだが、半分絵で、少し平易に、より具体的に説明されるこの本なら、もう少し"分かった"気にさせられるかも？

例によって課題図書として、とりあえず4冊の中から選ばせて読ませてみた。残りの3冊も何とか読ませておこう。