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さよなら、田中さん
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さよなら、田中さん

鈴木るりか(著者)

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さよなら、田中さん

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2017/10/16
JAN 9784093864848

さよなら、田中さん

¥1,320

商品レビュー

4.3

199件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 母娘日常ユーモア
  • 受験厳しさ子供視点
  • 社会格差観察短編集
  • 笑い涙交錯物語
  • 若き才能成長記録
  • 友情家族の絆
  • 描写力豊かな文章
  • 新鮮な視点の物語
  • 中学生作家デビュー作品

子供の視点から大人の世界を描く新しい感覚の短編集で、明るい母娘の日常や社会の現実をユーモアを交えて描写しています。著者は中学生ながら、深い観察眼で人間関係や格差社会を捉え、読者を引き込む力があります。特に「銀杏拾い」では母の愛情が微妙に表現され、心温まる瞬間が印象的です。また、「さよなら田中さん」では同級生の視点からお受験の厳しさが描かれ、子供たちが直面する現実をリアルに伝えています。全体を通じて、笑いと涙が交錯し、心に残るメッセージが込められています。若き才能の成長を期待させる作品です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/08/16

「12歳の文学賞」大賞を小学校四年生から3年連続で受賞したという作者。その受賞作2作を含む5編の作品集。 どの作品も母子家庭の田中母娘の日常が描かれる。 貧乏だけど決して卑屈にならず、豪快で明るい母と、強くて賢い母思いの娘。ちょっと「漁港の肉子ちゃん」母娘を思い出した。 主人...

「12歳の文学賞」大賞を小学校四年生から3年連続で受賞したという作者。その受賞作2作を含む5編の作品集。 どの作品も母子家庭の田中母娘の日常が描かれる。 貧乏だけど決して卑屈にならず、豪快で明るい母と、強くて賢い母思いの娘。ちょっと「漁港の肉子ちゃん」母娘を思い出した。 主人公である小学校6年生の娘・花実がとてもいい。 同級生らからキモチワルイと敬遠される担任の木戸先生や、“エロ神”と揶揄される隣の席の三上くん、大家さんの息子で引きこもりの賢人など、周りに惑わされることなく自分目線で実にフラットに交流するその姿。 だからこそ彼らから大切な言葉を受け取り成長していく花実。 母の縁談のために悲痛な思いで奔走する「花も実もある」は花実の健気な姿が印象的だし、毒親の仕打ちに絶望していた三上くんが、田中親娘のお陰で未来に希望を見出していく表題作は感動もの。 本当に中学生が書いたんですかというほど、深く含蓄ある言葉の数々と、ちょうどいいユーモア。 この母娘の物語はまだまだ続いているらしいので、遅ればせながら追いかけていきます。

Posted by ブクログ

2026/08/04

面白いと評判という前情報だけで読んだ。 初っ端から、友達のお父さんを見て感じたことの描写を読んで、人のお父さんや人の旦那さん(要するに家庭人としての男性)を見て感じることが、妙にリアルだなと、その感性に驚いた。 ◯「骨ばった長い指とか、細身の割にしっかり筋肉のついた腕とか、真っ白...

面白いと評判という前情報だけで読んだ。 初っ端から、友達のお父さんを見て感じたことの描写を読んで、人のお父さんや人の旦那さん(要するに家庭人としての男性)を見て感じることが、妙にリアルだなと、その感性に驚いた。 ◯「骨ばった長い指とか、細身の割にしっかり筋肉のついた腕とか、真っ白いポロシャツとか、かすかな整髪料の匂いだとか、そういうものが新鮮で、お父さんがいるというのはこういうことかと思った。」 私も家庭人の男性を見慣れていないので、本当に同じようなところが目につくのだ。その見慣れていなさが良く表現されているなぁ、この作家さん何者?と思って作者案内を見ると、中学生が書いている!そういうことか、と納得。これ、家庭持ちの大人が書いていたら、鳥肌ものですよ。 今はもう大人になられているとのこと。中学生でこんなにかけるのはすごいし、中学生の感性で書けるものは期間限定的だろうから貴重だし、ものすごい一冊だ。 そして、評判を聞いていた通り、とても面白くほろっと優しく、一気読みだった。格差社会をこんなに嫌味なく、しかも現実的に描けていたところが特に良かった。

Posted by ブクログ

2026/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こんなに素晴らしい本があるなんて! この本のことを全く知らなかったです、ほんともの知らずで恥ずかしい。 1話目のいつかどこかでからもう心を持ってかれちゃいましたね。花実のいじらしさ、健気さに身悶えしなが読みました。 友達の家族事情を知ってしまいながらも無闇に喋ったりしない、こういう塩梅がいいですね。 よくある友達の秘密を周囲に撒き散らしてヘイトを集めるようなストーリーにしないのもすごい。たいていの本はそんな感じに展開するのに!優しさもあり、その後友達のお父さんがどうなって、主人公がじゃああの時食べたご馳走は……と心配する様子が子供で可愛い。 花実のお母さんもいいんですよね。 こういうお母さん最高です。 再婚話のとこで母娘の思いやりプラス引きこもりのケントが言う言葉が優しくてこれで好きになっちゃいました。 最後の表題作は同じクラスのエロ神ことシンヤくん視点の話でこれがほんとに良かった。 エロ神から見た花実がまさに天使です。 こりゃ惚れるわってさり気ない言葉、挨拶なんかでノックアウトされ、彼がなんとか好かれようとしてるのがいじらしくて可愛い〜。 花実のお母さんに会いに行くのは変すぎて笑ったし、犬みたいにご飯食べてたってバカ正直に言っちゃってクラスメイトに責められるとこなんか最高でしたね。 同級生に彼のように兄妹は東大に行ってるのに自分はぜんぜん勉強が出来なくて母親に酷い扱いされてる子がいたので、あの子やんって思いながら読んでた。 続きも出ているし、新作も出ているしでめっちゃ活躍されている鈴木るりかさん。 追いかけていきたい

Posted by ブクログ

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