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ルポ 隠された中国 習近平「一強体制」の足元 平凡社新書855
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2017/10/16 |
JAN | 9784582858556 |
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ルポ 隠された中国
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商品レビュー
5
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※このレビューにはネタバレを含みます
2012年から2016年まで朝日新聞の記者として中国に駐在した著者による作品。ニュース内容は日常的に中国ニュースを追いかけている身としては目新しいモノではなかいが、報道機関が規制されたり、シャットアウトされるのが日常茶飯事である中国において、苦労をしながら取材をしていることが伺える。新疆地域の出来事に関して、漢民族が無知であるというのは、なんとなく北京で生活していた時の感覚と合致する。様々な報道に関し、何も感じないのだろうか。海外の報道に関しては、興味がなければ見ることもないが、仮に見ても西洋のプロパガンダで片付けてしまうのだろうか。 しかし他の日本からの新聞記者等もせっかく中国語を覚え、中国担当になりながらも、数年でその役目を終えてしまうのは何故なのだろうか。長くいることによってより多くの方向から物事を報道していくことができるようになる気がする。 最後に文中に出てくる、中国共産党は以前、宗教はアヘンという認識で排除をしようとしていたと明記があって気になったので調べてみたが、どうやらマルクスがそう発言したらしい。この辺り、もう少し調べてみたいと思った。
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中国政府による、いわゆるマイノリティの弾圧、いいかえれば、中央政府にとって都合の悪いものを排除する動き、あるいは、それを明らかにしようとする外部(マスメディアなど)を妨害する、その徹底した動きが恐ろしかった。 筆者が本書で扱った中国国内の問題は重要だ。しかし、その歪みはあまりも大...
中国政府による、いわゆるマイノリティの弾圧、いいかえれば、中央政府にとって都合の悪いものを排除する動き、あるいは、それを明らかにしようとする外部(マスメディアなど)を妨害する、その徹底した動きが恐ろしかった。 筆者が本書で扱った中国国内の問題は重要だ。しかし、その歪みはあまりも大きい。
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